最近、このテーマの本がたくさん出版されています。 私も含めて、“先延ばしグセ”を気にしているヒトが多いのでしょうね。
著者はプロスポーツ選手をコーチしているというメンタルカウンセラー児玉光雄さん。
〇行動は感情を支配する
×感情が行動を支配する
表紙のこの文句に釣られて購入。
精神論ではなく、ちょっとしたコツで行動を促そうって内容です。
まずは、心理学の本によく出てきますが“セルフトーク”からスタート。
「~できない」⇒「~できる」
「~したい」 ⇒「~する」
などの頭の中の声を変換する実例も書いてあるのですが、秀逸はそれを“言葉は行動の導火線”と説明しているところです。 これは琴線に触れました。
次は、みなさんも経験があると思うのですが、やり始めると意外にスイスイできたりしますよね? これを「作業興奮」っていうらしいです。なんでも名前があるのですね。 「最初は必ず、意志より習慣が勝利する」ので何かを始めようって思っても、“やらない”って習慣が勝つのだとか。 なので、朝起きれないときは「今日だけは・・・」と唱えろと。 これは試していますが、結構使えそうです(笑)。
あと集中するコツは「自分をガラス瓶で覆ってしまうイメージを描く」ことで、これは児玉さんいわくプロのアスリートも実行しているのだとか。これも今度、試してみようと思います。
目標設定に関しても、面白いことを書かれています。 目標を達成することも大事だけれど、それが行動を促す原動力になることのほうが重要だと・・。 う~なるほど!
上記も含めて30個のコツを網羅。 もちろん聞き覚えのあることも多いのですが、著者が変わると表現も変わるので新たな発見もあるかもです。 私はそうでした。
“軽いタッチでためになる”そんな本です。
それでは・・・・。