アマゾンのレヴューでは、なかなかきびしいことも書かれているメンタリストDaiGO君の本ですが、私は結構好きです。
彼は一日に10冊の本を読むとか。文章からはそれが伊達でないことがよくわかります。よく勉強しているな~って感じました。
外国人著者の翻訳本より、わかりやすいです(笑)。
でもその噛み砕いた説明と、テレビに出てマジック紛いのことをしてる人ってイメージが彼の評価を低くしているのかもしれません。
いつものように学べる箇所が多かったので以降、備忘録です。
比べるなら、「過去の自分」と「今の自分」
他人について
カレーとハンバーグはどちらが優れているか、という比較はできません
日記・記録・予定
人間は過去の成功を振り返ると、現在の自分の満足度が上がることがわかっています。さらに未来の予定を見据えるとモティベーションが上がる、ともいわれています。
成功には特別な何かが必要、成功者だけが知っている秘密がある、と思いたがる人は、自分が努力しない理由をほしいだけなのです
未来の目標は、今、とるべきベストな行動を決めるためにあるのです 「今、なにをすべきか」を考える。
中略
実際に行動して、少しでも目標に近づいていることにわくわくする。
何かを信じることは、心の安定につながります
「願っても無駄」「求めてもどうせ手に入らない」という信念で生きている人 そもそも求めることが少なくなるので、行動は不活発になりチャンスと出会う場が減ります
「やる気があるから行動する」のではなく、「行動すると、やる気が出てくる」
フィットネス
「理想の体型を設定する」のではなく、「体の変化を実感する」と、ますますやる気になる
「モノ」「体験」
「モノ」の価値は、買った時に一番高く、時間の経過とともに落ちていきます。
中略
時間の経過とともに嫌なことは忘れ、よいことばかり思いだされるよになるとう記憶の美化メカニズムによって、「体験」の価値は右肩上がりに上がっていきます。
決定することは意志力を消費します。それだけではなく、決定を先延ばしすることによっても意志力は消費されてしまうのです。これを「決定疲れ」といいます。
所有物を増やすと、選択に悩んで幸福度が下がる
習慣を増やすほど貴重な意志力を節約できる
幸福・絶望
人間はすべての感情に慣れていくものです
人間の不安は、脳内の大脳辺縁系、扁桃体といった本能的に恐怖を感じる場所に生じます。不安は本能的な感情なのです。ところが、不安を紙に書き出し、それを読むとなると、理性を働かせなくてはいけません。そこで、前頭葉が起動することになります。前頭葉は感情のコントロールを司る部位です。そこが働くことによって、不安な感情を処理できるようになるわけです。
人の幸福度は人生をどのくらい自分でコントロール(※主観でかまわない)できているかに比例している
この人の本を読んで、さらに詳しく知りたい分野があったなら、そのとき、そのジャンルの専門書を読んでみるって流れが効率的かもしれません。逆に、すでに接したことのある知識でも復習や、記憶の定着にいいかもです。
それでは・・・・。