私たちが知っていたのは、“真相”の一断面に過ぎなかった ◆ 「全貌二・二六事件 ~最高機密文書で迫る~」



「私たちが知っていたのは、“真相”の一断面に過ぎなかった―。 今回NHKは、あの歴史的事件の一部始終を記録した『極秘文書』を発掘した。1936年2月26日、首都・東京の中枢で首相や大臣が襲撃された、近代日本最大の軍事クーデター『二・二六事件』。これまで、事件に関する主な公的記録は、完全非公開で“暗黒裁判”と言われた陸軍の軍事裁判資料とされ、事件をリアルタイムで記録した1次資料はなく、多くが謎とされてきた。事件から83年がたった今、見つかった『極秘文書』によって、青年将校たちの反乱と、その鎮圧にいたる『4日間』の詳細が明らかとなったのだ。

 

文書を密かに記録していたのは海軍。事件発生直後から現場に解き放った『調査部隊』や、密かに設置された『見張所』からまさに分単位で緊迫の状況を記録していた。陸軍の幹部が事件の裏で行っていた知られざる会談や、海軍が、反乱を超えた大規模な内戦まで想定して備えていたことなど、文書に残されていた『新事実』の数々に、解析に当たった専門家も息を呑んだ。  

 

二・二六事件後、軍国主義を強め戦争に突入していった日本。首都東京を大混乱に陥れ、国家の運命を分ける転換点となった歴史的事件の全容に迫る」NHK

 

てことで、見応えのある番組でした。

 

 

当時34歳だった裕仁天皇を、軍部は頼りなく感じていたんですって。それで軍に理解のある別の皇族を天皇にしたいとも考えていたそうな。

 

となると、天皇青年将校への対応は学校で教わったことと意味合いが変わってきますよね~。

 

 

う~ん、面白い。

 

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2019年 NHK