見て損なしの番組です ◆ 「検証 イラン核開発の軌跡」
「イランの核開発をめぐって、イスラエルや欧米との間で起きた40年に及ぶ論争を振り返り、問題の根幹が何かを見ていく。イランの原子力開発が始まったパーレビ国王の時代、アメリカはイランがソビエト共産主義政権と結びつきを持つことを恐れ、『原子力の平和利用』政策の下、イランに最新の科学技術を次々と売り渡していた。しかし、イスラエルとインドによる核兵器保持が明らかになるにつれ、アメリカではイランへの技術協力にも歯止めが必要という見解が広まっていく。そして1979年、イラン革命とアメリカ大使館人質事件によって、アメリカとイランの外交関係は完全に断絶。革命後のイランは原子力開発を中止した・・・」NHK
「敵の敵は味方」の理論で動くアメリカ外交。当然、敵が変われば「昨日の味方は今日の敵」になります。
これはアメリカに限ったことではないでしょう。
はるか昔から現在まで、国家間は常に緊張状態の上でバランスをとっているのだというのが、よくわかりました。
日本にいるピンときませんが・・・。
さすがBBC。クオリティが高い。
見て損なしの番組です。
それでは・・・・。
2012年 イギリス BBC