これ一冊マスターするれば、もはや誰と話しても恥をかくことがないと思われる程のフレーズが紹介されています。
あいさつに始まり、角が立たない意思の伝え方から、クレーム処理、お酒の断りかたまで・・・、考えられるシチュエーションはほぼ網羅されているって感じです。
その中でも、私は「マイナスの言い方をプラスに変える!」という部分が読みたかったので購入。非常に役に立ちました。
後半部分には“間違えて遣っている人が多い言葉”がピックアップされています。
その中にですね~読まなかったら遣い続けていただろうと思われるフレーズがあったんです。これにはショックと同時に、指摘されると「その通り!」なので、なぜ気付かなかったのかと・・・、口癖とは恐ろしいものだと・・・。
相手の話がよく理解できなかったときに「と申しますと」って受けてたのですね。ところが、この場合、申しますの主語は相手なので、相手をへりくだらせるので失礼な表現。正しくは「とおっしゃいますと」。そ~ですよね。どこで「と申しますと」がインプットされたのでしょう。
いつも言葉遣い系の話や本を読むたびに、思うのですが、言葉ってコミュニケーションツールなので多数決でひっくり返るじゃないですか? 始めに“文法ありき”じゃないですものね。みんなが話している言語を体系化したら「こんな感じのルール」って順番ですから。
“食べられる→食べれる”などの「ら抜き」も市民権を得ましたし。そう考えると昨今話題に上る、コンビニ表現の「●●●円からでよろしいですか?」なんてのもオッケーになるのは時間の問題かと・・・。
うるさ型には、耐えられないでしょうが・・・。
ちょっと脱線してしまいました(笑)。
ほんでもってこの本、プレゼンや新規客訪問などが控えていて、少し不安が残るときや、スマートな言い回しが思いつかないときは役に立ちそうです。手元の置いておいて損はないかもです。
それでは・・・・。
できる大人のモノの言い方大全 [ 話題の達人倶楽部 ]
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できる大人のモノの言い方大全(LEVEL2) [ 話題の達人倶楽部 ]
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