「青々と茂る、腰の丈ほどもある大麻草。延々と続く畑は、端がかすむほど広大だ。中東の小国レバノン。東部にある標高1000メートルの高原では、いたるところに大麻畑が広がる。全て違法だ。多くの密売人たちが豪邸を構える村に、カメラが潜入した。取材を進める我々に対して、目を光らせるのが、イスラム教シーア組織ヒズボラだ。ヒズボラと対立するキリスト教の国会議員に、質問をぶつけた・・・」Amazon prime video
取材現場は興味深いのですが・・・。
リポーターが、ドラッグやディーラーに明るければ、もっといいドキュメンタリーに仕上がったと思います。
そこだけが残念(笑)。
シリア難民で現在麻畑の世話をしている老人にインタビューするシーンが印象に残ったので、やりとりを記しておきます。
難民:「私たちには何もないんだ」
リポーター:「もし選べるとしたら、どんな仕事を望みますか?」
難民:「私たちに選択権はない。ただの労働者だからね。(シリアでは)何の不自由もなく暮らしていた。今はその日を生きていくので精一杯だよ」
それでは・・・。