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「最善主義が道を拓く」 其の壱

「うつに効く本」の書評
  • 完璧主義.jpg

ポジティブ心理学で有名な

タル・ベン・シャハーが

「ハーバードの人生を変える授業」の

前に出版した本です。

 

内容的にはかなり重複している部分が

ありますので、これから読まれるかたは

どちらか1冊で大丈夫かと。

 

 

近年読んだ中で・・・というより

今まで出会った中でこれほど学びが

多く印象に残った書籍はありません。

 

というわけで備忘録として

胸に刺さった部分を抜き出したのですが

抜粋箇所が多くなりすぎて、かつ

省くにはしのびないので

3つに分けました。

 

前後関係が不明瞭でわかりにくいと

思いますが、ご勘弁を。

 

 

 

ポジティブ心理学が追及する基本問題は

「私たちに可能な最良の人生とは何か?」

です。  

中略

完璧な人生を送ることを想像させ熱望させる

ことが多い、自己啓発運動によく見られる

手法とはまったく違うものです。

 

 

 

成功への旅がスムーズな直線でないことが

往々にしてあり、障害物にぶつかって

回り道をしなければならなくなることが

むしろ当たり前であることを、『最善主義者』

は受け入れます。

 

 

 

『完璧主義者』はどんなしくじりも

自分の人間としての価値をそこなう大失敗と

考えてしまいます。

内向するあら探しのせいで、自己評価は

低くならざるをえません。

 

 

 

めちゃくちゃ恐れていたこと(つまり失敗)が

思っていたほど恐ろしいものではないと

わかったとき、私たちは強くなれます。

 

 

 

『完璧主義者』の場合、あら探しの矛先を

自分にも向けるため、自己評価が低くなる

傾向があり、それがまた鬱の原因となる

ことがあります。

 

 

 

『完璧主義者』はすべてについて欠点を

探すので、実際の人生のそれぞれの場面を

価値あるものとして大事にすることは

ほとんどありません。

中略

そうやって、自分がもっているもの

していることを楽しむゆとりをことごとく

破壊してしまうのです。

 

 

 

判断基準が“すべてか無か”であれば

小さな失敗と大きなそれを区別できません。

中略

そうした「破壊的事態」を、すぐそこに

あるかもしれないと過度に心配してしまう

がために、『完璧主義者』はたえず

不安にさいなまれ、ときどきパニックに

陥るのです。

 

 

 

学び、成功するには失敗する必要が

あります。

歴史上もっとも成功した人々は

もっとも失敗した人々でもある、という

のは偶然ではありません。

 

 

 

言うまでもありませんが、失敗の可能性を

排除することで、成功の可能性をも排除

してしまうことになります。

 

 

 

私たちは、他人を助ける男性を見たら

親切なひとだと思います。

中略

自分を認識する場合も同様で、私たちは

自分の行動を観察して判断します。

 

 

 

※パラドキシカル・インテンション

不安になり緊張しているときは

もっと不安になるように、もっと緊張する

ように努めるべきだ、というものです。

そうすれば、不安はわたしたちのなかを

自由に流れるので、弱まります。

中略

多くの者にとっての精神的苦痛の解決法は

“治す/取り除く”ではなく

“受け入れる/そのままにする”なのです。

中略

つらい感情を受けりれるというのは

それについてやたらと思いめぐらすのとは

違うということを、しっかり理解しておく

ことが重要です。

中略

頭の中でいつまでも繰り返し思いめぐらす

よりは、自分が考えてことをだれかに

話すか、書いたほうが、効果は望めます。

 

 

 

今日はこの辺で。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 


最善主義が道を拓く [ タル・ベン・シャハー ]