「リトル・フォレスト 冬・春」

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先日、紹介した

laozi.hatenablog.com

の続き。

 

「女の子がなぜ、田舎で独り暮らしなのか?」の説明と、大人になった主人公の生活が描かれています。

 

構成は前回同様、地元食材を使っての料理紹介と日常生活。

 

 

後味がいいので2本まとめてどうぞって感じです(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 121分

フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方

「『人前が苦手』が1分間でなくなる技術」石井貴士著

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元アナウンサーである著者が、緊張しなくなる方法を説いた本です。

 

テクニック集ではなく、ずばり根源的な考え方を指摘しています。

 

 

面接官は緊張せず、なぜ面接される側だけあがるのか?そのメカニズムは

 

「観察される側ではなく、観察者になれば緊張はなくなる」

 

てことらしいです。 「当たり前やろ!」と思われたかたもおられると思いますが、シンプルに言語化されたこの一文、私には相当深いところに刺さりました(笑)。  

 

これは、普段の人間関係、社会生活においても冷静に頭を働かせ、いらぬストレスにまみれないための“金言”だと思います。

 

 

 

ものすご~くためになった1冊です。

 

 

 

それでは・・・・。

 

「野蛮なやつら/SAVAGES」

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ものすごくクオリティの高い大麻を育てて大儲けしている若者二人。規模や販路が大きくなったために麻薬カルテルに目をつけられたから、さ~たいへんって内容です。

 

残虐な拷問や処刑シーンのオンパレードですが、最後は予想外の展開。

 

なかなか楽しめました。

 

 

後半、人質の交換に向かうシーンがあるんですね、そこで元軍人の男性が相棒に言ったセリフが刺さったので記しておきます。

 

「いいか、こう思え。俺はもう死んでいる。生まれたときから死んでいる。捨て身になれば、何でも耐えられる」

 

 

ちなみに監督はオリバー・ストーンです。

 

ジョン・トラボルタの役どころも今までのイメージとは違い新鮮です。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 アメリカ 日本語吹替えあり

「はじまりのみち」

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「『二十四の瞳』などさまざまな傑作を世に送り出し、日本映画の黄金期を築いた木下恵介監督の生誕100年記念作。戦時中、同監督が病気の母を疎開させるためリヤカーに乗せて山越えしたという実話を軸に、戦争という時代の荒波に巻き込まれながらも互いを思いやる母と子の情愛を描く」ってことらしいです。

 

ちょっと、感動を狙いにいった感がみえみえですね(笑)。

 

退屈でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2013年 96分

「リトル・フォレスト 夏・秋」

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東北のとある集落が舞台。

 

主人公はその村で独り暮らしする女の子。

 

村人とのふれあいとそこで取れた食材をつかっての料理紹介って内容です。

 

 

 

主人公が都会帰りの友人に、「なぜ田舎に帰ってきたのか」と尋ねるシーンがあって、その答えが印象に残ったので記しておきます。

 

「自分自身の身体でさぁ、実際にやったこと、その中で感じたこと、考えたこと、自分の責任で話せるってそのぐらいだろ?そういうことを、たくさん持ってる人を尊敬するし、信用もする。

 

何もしたことないくせに、何でも知ってるつもりで・・・。他人が作ったものを右から左に移してるだけのやつらほど威張ってる。

 

薄っぺらな人間の空っぽな言葉を聞かされてうんざりした」

 

「俺はさぁ、他人に殺させといて、殺し方に文句つけるような、そんな人生は送りたくないなって思ったよ」

 

 

う~ん、耳が痛い。

 

 

全体の仕上がりとしては、非常に後味がいいです。

 

気分転換になるのではと・・・。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2014年 114分

「ブライド・ウエポン 」

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アメリカ女子総合格闘技の選手でもあるジーナ・カラーノ 主演作品。

 

もちろん彼女の大立ち回りが中心なのですが、タレントさんがアクションを指導されてやるのとは動きが違います。 そこが一番の見どころでしょうか・・・。

 

 

導入部分に少しだけラブラブのシーンがあります。新婚の旦那さんと夕陽をバックに海辺を歩くシーン、旦那役の男性より奥さんのほうが“背中が広い”(笑)。さすが格闘家!

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2014年 アメリカ 日本語吹替えあり

「空海 至宝と人生 第1集 仏像革命」

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NHK空海特番です。全3回の第1集は仏像にスポットを当てながら、空海の足跡を追っています。

 

小説家の夢枕獏さんのリポートと再現ドラマって構成です。

 

密教は、怪しげな術を使う異端の仏教という認識しかなかったのですが、この番組で「人間の持つ欲望や業を受け入れながら、救いを得ることができる」というのがスタンスだと知りました。なるほどね~って感じです。勉強になりました。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2011年 89分

 

「自分が信じていることを疑う勇気」長谷川 雅彬著

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"可能性"を広げるために「思いこみ」を疑ってみましょうって内容です。

 

「常識」を疑うっていうありきたりなものから、「言葉」「恐怖」「神様」「知識」「時間」「脳」「自分の役割」「人脈」・・・など30項目にわたり、新しい"視点"を提供してくれています。

 

プロ格闘家として試合経験もあり、天台宗の僧籍を持ち、アーティスト活動もされている著者ならではの枠にとらわれない考え方がよく表れています。

 

わざわざタイトルに「~の勇気」なんてつけて"俗っぽく"しなくてもいいのにな~と思うぐらい、中身はしっかりしています(笑)。

 

 

ほんでもって、ためになる箇所が多かったので備忘録。

 

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「クリエイティビティとは物事をつなぐことだ」スティーブ・ジョブズ

 

 

 

クリエイティビティで大事なのは、「新しいか否か」ではなく、「何を実現したいか」

 

 

 

私たちは自分が信じているようにしか物事を見ることができません

 

 

 

私たちは無意識レベルで、不規則性の中から規則性を探そうと躍起になります

 

 

 

一般的な成功本は、筆者が「俺はこうやったからうまくいった!」という内容を共有する形式を取っています。

中略

それは、彼らが成功した方法であって、あなたが成功する方法ではありません。

中略

私たちは物事の因果関係を正しく見極めていません。本で語られる成功法則も、著者が自分の記憶を振り返って「これが成功の理由な気がする」と結論付けた感想に過ぎないのです。

 

 

 

何をするにも確率に左右されるけど、その確率は私たちの考え方や行動で変化する。

中略

私たちはこれまでのような「絶対成功する法則を探すパラダイム」から「成功する確率を上昇させるパラダイム」へシフトする必要があります。

 

 

 

現在の「観測」という行為が過去の行為と現在を結びつけています。現在の観測が原因となり、過去という結果を決めます。つまり、過去が現在を作っているのではなく、現在が過去を作っているのです。私たちには過去が現在を決めているように見えているだけなのです。私たちは時の流れを正しく認識していません。「私たちの目にどのように見えるか」と、「実際に何が起きているのか」は別の話です。

 

 

 

同じ場所にいても、認識していることは人によって違います。認識する世界が違うのは、重要だと思っていることが人によって違うからです。 中略 重要なものが違うとは、欲しいもの(ゴール)が違うことを意味しています。欲しいもの(ゴール)が変わることで認識する世界が変わるのですから、私たちが認識している世界は、自分のゴールによって成り立っているわけです。

 

 

 

脳は自分の行動を正当化するため、自分に都合のいいようなウソをつくことがある

 

 

 

他人から好かれようとする前に、まずは自分自身は自分を好きになりましょう。自分自身が好きでないものを他人に好きになってなってもらうのは限界があります。

 

 

 

硬直マインドセットに支配されている人とは「自分の価値を測る基準が外部に依存している人」です。自分以外の何かに裏打ちされた評価がないと、自分の存在価値を認められないわけです。

 

 

 

未来には「偶発性」が存在しているため、過去のデータをどれだけ駆使しても未来は予測できません

 

 

 

あなたの価値観は、この世にあるあらゆるものから、あなただけの組み合わせを選ぶ関数の役割を果たしています。

中略

そのため、自分に正直になるだけで自然と差別化されます。

 

 

 

オリジナリティとは、他者とどれだけ違うかではなく自分の好みの組み合わせ

 

 

 

サバンナでライオンがシマウマを食べていたとします。ライオンの目線から見れば最高の日ですが、シマウマの目線からすれば最低の日です。これが良い出来事か、悪い出来事か判断するのはあなたの解釈です。

 

 

 

自分で自分を承認できれば、誰かに理解されなかったとしても、自分の価値は揺るぎません

 

 

 

変えるべきは現実世界ではなく、自分の心です。自分の見方、考え方を変えれば、現実の在り方が変わります。物理的には何も変わりませんが、見えるものも、見え方も、コントラストも、何もかもが変わるので、現実として捉える内容が変わります。

 

 

 

自分の中で現実が変わるのですから、自分の取る行動も変わります。取る行動が変われば、得られる結果も当然変わります。考え方を変えているので、その結果に与える意味づけも変わります。意味づけが変わるということは、現実として捉えられるものがまったく違うものになります。

 

 

 

 

かなり影響を受けました。買ってよかったです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式」

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とある一家のお葬式を舞台にした愉快な作品。

 

一家の主が亡くなり、そこに子供たちや親せき一同が集まります。

 

実家から引っ越しを計画している長男夫婦、この機会に彼氏を親に紹介したい姪、故人の愛人であったことを理由にお金を分捕ろうと企てる小人のゲイ・・・。などなど、みんな悲喜こもごもの思惑を持って集まったものだから、さ~たいへん。

 

 

楽しめました。

 

 

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2007年 アメリカ 日本語吹替えあり

「ドント・ブリーズ」

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DVDに収録されていたCMに釣られて観てみました。

 

予告編では“ホラー”のようですが、実際は“サスペンス”です。

 

男2人+女1人の若者が金欲しさに、しこたま持っているという噂の盲目の老人宅へ忍び込みす。

 

ところが、そのおじいちゃん、目は見えませんが元軍人で強いのなんのって(笑)。

 

仲間の一人は殺され、生き残ったメンバーも必死で家中を逃げ回るはめに・・・。

 

 

しかも、そのおじいちゃん、昔、娘を殺されていたんですね。で、その犯人の女性を地下室で監禁。自分の子供を身ごもらせるいうっていう“サイコジジイ”だったんです。

 

若者にその秘密を知られたもんだから・・・。

 

 

最後まで“オチ”が見えないスリリングな展開でした。

 

 

そこそこおススメ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり