「葛城事件」

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なかなか人間描写がグロテスクで見応えがありました。

 

無差別殺人を犯した青年とその家族が題材です。 

 

マイホームも手に入れた一見、普通のファミリーなのですが、父を中心に全員が精神的に病んでいます。

 

 

重いです。非常に重い。

 

決してハッピーになれる作品ではないのですが、引き込まれます。

 

 

あと、父親役の三浦友和がいい芝居してました。

 

アウトレイジのヤクザ役もよかったですが、今回はさらに素晴らしい。

 

あまり邦画は観ない私ですが、ツタヤのフリーペーパーでこの映画を知って借りてみました。

 

期待通り面白かったです。 おススメ!

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 120分

「ターザンリボーン」

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馴染みがあるキャラだけに、どんな仕上がりなのか期待して観ました。

 

感想はですね~、う~んつまらん(笑)。

 

人間同士の愛情・友情に加えて、人間と野生動物の絆が描かれています。ま~ありきたりな展開ですね。期待を上回る部分は何一つありませんでした。残念・・・。

 

あとターザンの声は桐谷健太くん。タレントさんが担当した時はいつものことですが、ひどいので観る場合も吹き替えは止めたほうがいいと思います。(※彼のauのCMは好きです)

 

余談になりますが、タレントさんが吹き替えしてうまくいったのは

laozi.hatenablog.com

しか知りません。

 

 

これまた本編の内容とは関係ありませんが、この映画、サミュエル・L・ジャクソンが出演しているんですね。 彼の出る映画はタランティーノ作品以外、かなりの確率で“クズ”だと思います(笑)(※いいのもありますが・・・)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹き替えあり

「偏差値29でも東大に合格できた! 『捨てる』記憶術」

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この前読んだ

laozi.hatenablog.com

がたいへんためにたったので、その関連書籍を探しました。それで見つけたのがこの本です。

 

著者は杉山奈津子さん。周りの人間すべてが反対した東大受験に1浪で受かった強者です。

 

今でも、必要がないからという理由で、都道府県名をはっきり覚えていないらしいです。 

 

それぐらい東大受験に必要なことだけに絞って勉強したんですって。

 

 

杉山さん曰く、頭の良さというものがあるとするなら、それは要領の良さだと断言しています。基礎からコツコツなどと考えるなと。

 

ま~「基礎から・・・」という発想は完璧主義に陥りやすいので、その言い分にも一理あるなと思いました。

 

「捨てる勉強法」にはなかった具体的な勉強法が多数紹介されているので、受験生にはためになるかもです。

 

 

この本のメインではないのですが、印象に残ったフレーズがあったので、書き記しておきます。

 

「今日できないことは、明日になってもできない」

※人間というのは明日の自分をスーパーマンのように考えるのだとか  

 

 

 

それでは・・・・。

「アルティメット・サイクロン」

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え~と邦題はパニックムービーを連想させますが(狙いでしょうが)違います。大型送電線の架線作業員(ラインマン)のお話。

 

年間でかなりの死人がでるほどの危険な職業らしいです。

 

映画としては・・・なんでしょう? 料理で言うと、何か味付けに足し忘れてるような・・・。う~ん物足りないです。

 

何も残らないし感じない、そんな作品でした。ちゃんちゃんって感じです(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹き替えあり

「インヒアレント・ヴァイス」

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70年代のドラッグ・カルチャーを題材にしたおしゃれな作品。

 

約2時間30分の長いストーリーです。しかも、そこそこ凝った展開で、私は途中で見失いました(笑)。

 

もう一度観るほど、惹かれるものもありませんでしたし・・・。

 

セリフ回しの“ひねった感”もあまり好感を持てませんでした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2014年 アメリカ 日本語吹き替えあり

「レジェンド 狂気の美学」

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1960年代のイギリス・ロンドンで暗躍した実在の双子のギャングのお話なんですって。

 

イケメン俳優のちょっとクールなギャング・ムービーかな~程度にしか思っていなかったのですが、いやいやどうして、しっかりとした構成で見応えがありました。

 

腕力も知力も人望も持ち合わせた兄と、精神疾患で気持ちのコントロールが効かない傍若無人の弟という双子をトム・ハーディ一人二役で演じています。

 

私は“一人二役“”に対してあまりいいイメージを持っていなかったのですが、トム・ハーディやりますね~。上手っすね~。キャラクターの違いを見事に表現していました。驚きです。

 

 

 

バイオレンスより人生の苦悩にフォーカスされている作品です。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 イギリス 日本語吹き替えあり

「コンカッション」

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NFLを引退した元アメリカンフットボール選手たちの謎めいた死の原因を、解剖医が解き明かすってお話。

 

アメリカンフットボールの危険性を知っていながら、ビジネスに影響しないよう、業界ぐるみで隠ぺいするさまは、先日紹介した

laozi.hatenablog.com

と同じです。またもやアンタッチャブル状態。

 

儲かっている人間が多いので、みんなして黙っておこうってパターンです。

 

もちろんウィル・スミス演ずる解剖医も巨大な敵に存在を消されます。

 

でも最後には選手会を味方に付けて、ついに業界にメスを入れることに成功。万々歳っておちです。

 

いい話なのです。

 

 

でも、これはこの映画に限ったことではないのですが、なんか「アメリカでは悪事が暴露される」「アメリカは自浄作用がある」というプロパガンダを見せられてるようで・・・。

 

民主主義の国民統治システムというか、なんというか・・・。

 

別に陰謀説になびいているわけではなく、よくよく考えるとひとりひとりは真実を知るすべなんて持っていないくて、メディアを信用しているだけですよね? 「AなのかBなのか」って騒いでいる問題も実は「C」を隠すためだったりして(笑)。

 

昔より、いい時代になっていると思うので目くじらを立てるつもりは、毛頭ありませんが・・・。

 

ただ、昔みたいに「王様を倒せ!、貴族を倒せ!」って時代に比べたら、誰が悪玉かわからないようになっているな~と。

 

よくできたシステムだとつくづく思うんですよね。

 

 

あ~話がそれてしまいました。

 

 

可もなく不可もなくって作品でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹き替えあり

「帰ってきたヒトラー」

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ヒトラーがタイムスリップして2014年のドイツに現れるってお話。

 

もちろん誰も本物だとは思いませんが、その風貌・話術でテレビ、YouTubeの人気者に。

 

その様子を見て、当時を知るユダヤ人女性は「昔も、はじめは面白がっていた」と危機感をあらわにします。

 

わたしを選んだのはドイツ国民だと、これが民主主義なのだと、私は怪物ではないというヒトラー

 

 

いやいや、ただのコメディではなく、世界的に右寄りになっている現状に警鐘をならしている本作品は、本当によくできています。

 

すばらしいの一言です。

 

久しぶりにいい映画に出合えました。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 ドイツ 日本語吹き替えあり

「祈りのちから」

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宗教系の映画は、何かしら学びもあって好きなジャンルなのですが、この作品は途中で観るのを止めました。

 

悪魔がどうした、こうしたってセリフが出てきて「これってオカルト映画?」ってツッコミたくなるような展開。

 

キリスト教色の濃すぎるシナリオなので、クリスチャンにはウケるのでしょうが、それ以外のかたには、う~んいかがでしょう?

 

レビューは高評価なので、観る人が観たらいいのかも・・・。私は入り込めなかったですけど(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹き替えあり

「ノック・ノック」

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社会的地位も、家族も大豪邸も手に入れた40代男が“鼻の下”を伸ばしたばっかりに、酷い目に合うってお話です。

 

雨の日に道に迷ったカワイイ女の子が二人が扉をノックします。

 

ずぶぬれですし、相手は女の子、警戒心も抱かずに家に通します。

 

時間とともに打ち解けてきて、その内に女の子の色仕掛けが・・・。

 

出来心で一夜を共にします。

 

翌朝から「自分たちは未成年」だと言い始め、彼女たちの傍若無人ぶりに、40男の心境が「困惑→怒り→恐怖」へと変化していきます。

 

 

非常に面白かったのですが、女の子の行動があまりにもクレイジーな設定なので、もう少し彼女たちの背景描写があると、なお良かったのにな~って感じです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹き替えあり