変人の生活っぷり ◆ 「ザ・森男 #1 木の上の生活者」



「人並み外れた建築技術を持つ勇敢な男たちが、究極の自由を求めて太平洋岸北西部に点在している。彼らこそが、現代社会から距離を置き、木の上で生活を送る森男たちだ。『ザ・森男』で、そんな彼らの生活をチェックしてみよう」ヒストリーチャンネル

 

まぁ、変人の生活っぷりをご堪能あれって感じの番組です(笑)。

 

でも、正直ちょっと憧れてしまいます。

 

今のところ第4話まで放送されているようです。

 

 

日常生活で、視野が狭くなっているという自覚があるかたには、おススメ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 ヒストリーチャンネル 日本語吹替あり

“加害者”としてのユダヤ人 ◆ 「パレスチナ1948・NAKBA」



「報道写真月刊誌“DAYS JAPAN”の編集長である広河隆一が、40年来のライフワークであるパレスチナの現実を切り取ったドキュメンタリー。1948年にイスラエルが建国され、70万人以上のパレスチナ難民が国を追われた事件をパレスチナ人たちは“NAKBA”(大惨事)と呼ぶ。いまだに終わらない彼らの苦悩の日々を、何度も現地に足を運んだ広河が撮りためた膨大な写真と映像から描き出す。60年以上も続く破壊と追放の歴史が生々しく胸に響く」シネマトゥデイ

 

“被害者”としてのユダヤ人が歴史認識なのは言うまでもありません。

 

しかし、この映画では“加害者”としての姿が映し出されています。

 

 

著名な天才が多いユダヤ人。日ユ同祖論なども手伝って、彼らには良いイメージを持っている日本人が多いと思われますが・・・。

 

 

いや~いろいろ考えさせられます。

 

 

 

それでは・・・・。

 

糖質は合法的に摂取できる麻薬 ◆ 「『糖質過剰』症候群」



著者は自らもメタボを脱したという医師の清水奉行さん。

 

ここ数年市民権を得た“糖質制限”。

 

書店には、履いて捨てるほどの書籍がならんでいますが、そのほとんどが軽いタッチのダイエット本。

 

しかし、この本は他とは一線を画しています。

 

論文のオンパレードでエビデンス重視。

 

そして「自己矛盾になるが・・・」と断りながら、何かとエビデンス重視の論調に関しても疑問を投げかけています。“企業がスポンサーにつく研究”の論文に信憑性があるのかと・・・。

 

 

清水先生は論文の信頼性を、“進化論”と合致するかどうかで判断しているようです。

 

 

新書でありながら、非常に読み応えのある1冊でした。

 

 

ほんでもって備忘録。

 



人類は長い間、糖質を得られる機会が非常に限られていたため、糖質を摂るとそれをエネルギーとして体に溜め込むように進化していた。さらに、わずかな糖質をできる限り多く摂取するために、糖質が吸収されると脳が反応し、報酬系と呼ばれる部位でドーパミンが分泌され、喜びを味わうように進化した。

 

 

 

実は糖質は、体を構築するものでもかければ、生き延びるために必須のものでもない。なぜなら、人間の体には、その他の栄養素を使って糖質を作り出すメカニズムがあるからである。

 

 

 

脂質悪玉説

脂質を減らしたのにもかかわらず、人類はどんどん肥満になっていき、病気が増加した。これまでは存在しなかった病気まで生まれてきた。何かが間違っている。そう思い始めた人が現れ、脂質が犯人ではなく糖質が犯人だと発言し始めた。人類はやっと間違いに気づき始めたのである。

 

 

 

医師はなぜ変わらない

大きな原因の一つとして、医学部の教育があると思われる。医学部教育ではほとんど栄養の勉強はしない。だから医師になった後でも、ほとんどの医師は栄養に精通していない。

 

 

 

医学部教育

教えられることは、「患者が糖尿病を発症したり心臓発作を起こした後、医師はどのような薬や手術を患者に選択すべきか?」なのである。つまり、最初に予防ありきではなく、問題が起きた後の治療最重視の教育である。

 



人体実験

脂質悪玉説という人体実験である。そして、脂質の摂取量を減らし、その代わりに糖質を増やした食事を摂った結果が、現在の悲惨な状況である。人類はこの仮説が間違っていることを、多くの犠牲者を出して証明したのである。

 

 

 

自分が生きている間に病気の因果関係が証明されることはほぼないと言ってよいだろう。刑事裁判であれば「疑わしきは罰せず」の原則でもよいが、自分の体のことであれば、「君子危うきに近寄らず」の姿勢のほうが身のためだろう。糖質は人体に必須のものでも何でもなく、危険なものであるから、近寄る必要はない。

 

 

 

人間の体は非常に優秀なので、非常にうまく問題を隠蔽する

 

 

 

人間は生き物であり、進化の過程があって現在に至っている。そして、いまだに不明なことも多い非常に複雑なメカニズムが、自分の知らないうちに働くことで生きている。だから、検査などだけではなく、進化と、今の時点でわかっている生物学、生理学、生化学的事実に照らし合わせて、病気というものを考える必要がある。

 

 

 

糖質は必須の栄養素ではない。糖質を全く摂取しなくても、人間は全く問題なく生きることができる。なぜなら糖質は、自分の体の中でつくることができるからである。

 



うつ病は、以前「心の風邪」などというキャンペーンが張られ、広く受診が勧められ、薬がどんどん処方された。製薬会社の戦略だ。その戦略に加担したのはもちろ医師である。

 

 

 

うつ病の原因は完全にはわかっていないが、脳の炎症が強く疑われている。その炎症を起こすのも、糖質過剰摂取による高血糖である。

 

 

 

うつ病をはじめ、ほとんどの精神疾患は糖質過剰症候群であるといえる

 

 

 

がんのエサは糖質である

 

 

 

高血糖や高インスリン血症、HDLコレステロール値の低下は、発がんリスクを増加させる。これらはすべて糖質過剰摂取で起きる。

 

 

 

イヌイットという北極圏に住む先住民族は、以前アザラシやクジラ、トナカイなどの高タンパク質高脂肪食を食べており、糖質はほとんど摂っていなかった。その頃は非常にがんが少なかったが、食事が西欧化すると、がんの発症が急激に増加したのである。

 

 

 

近視さえも糖質過剰摂取が原因の一つとなっていると考えられる。もちろん、遺伝や環境の要因は大きく関わっていると思われるが、近視は狩猟採集生活では敵や獲物を見つける際に大きな問題を起こし、生き残るには非常に不利なものであるので、遺伝子的要因の多くは排除されてきたとも考えられる。

 

 

 

糖質制限で明らかに改善する片頭痛

 

 

 

身長と寿命には関係があり、身長の低い人の方が長生きだと考えられている

 



様々な病気のリンク

糖尿病があると、心血管疾患をはじめ、うつ病アルツハイマー病、五十肩から緑内障など様々な病気が起きやすくなる。しかし、これは糖尿病がこれらの併発する病気を起こしているのではなく、根本原因が共通しているのである。その根本原因はもちらん、糖質過剰摂取である。

 

 

 

糖新生にはコストがかかる

1分子のグルコースブドウ糖)を新生するのに、ATPを6分子も必要とする。

中略

もし、進化の過程で人類が、いつでも豊富に糖質を得ることが可能であったのなら、わざわざコストをかけてまで、糖新生という仕組みは必要なかったと思われる。このことからも、人類は糖質をほとんど摂取してこなかったことが推測できる。

 

 

 

現在のような糖質過剰摂取状態では、脳がコントロールしきれないほどのブドウ糖が血液に流れており、血液脳関門ブドウ糖を大量に通過させてしまい、脳のブドウ糖濃度も非常に上昇しているものと思われる。脳に異常が起きるのも無理はない。

 

 

 

摂取するエネルギー量を同じにして、1日3回の食事と1日1回だけの食事を摂った場合の比較をした研究では、1日1回の食事の方が、体重も体脂肪率も低下・・・

中略

1日1食の方が空腹感を強く感じたにもかかわらず、ストレスホルモンであるコルチゾールは低下していた。

 

 

 

一般的な考え方では、朝食を抜くと体重増加につながると信じられている。しかし、この考え方は科学的研究にほとんど支持されていない。おそらく、多くの人が、朝食を食べることで売り上げが伸びる企業の戦略に乗せられているだけだと考える。

 

 

 

間食をしないと空腹感が辛いと思うのは、糖質過剰摂取の影響でインスリンが大量に分泌され、それにより高血糖から血糖値が低下し、ときに低血糖に移行するからである

 

 

 

果物

血糖値の上昇や、インスリン分泌が少ないので、間違って「健康的な食べ物だ」と思う人がいるのも無理はないが、果糖はブドウ糖よりも危険な内臓脂肪を増加させる。また、血糖値の上昇が少ないことやインスリン分泌を刺激しない分、脳に送られる食欲に関する信号(満腹だという信号)が減少してしまう。

 

 

 

糖質はただのエネルギー源ではない。脳に強く作用する。合法的に摂取できる麻薬と言っていいかもしれないほど、依存性があると考えられている。

 



糖質を摂ると、脳のドーパミンが大量に分泌されて、報酬系という部分が強く活性化される。報酬系が活性化されると、また繰り返したくなる。そしてまた糖質を摂ると、再びドーパミンが出て、脳がまた喜ぶ。これを繰り返していると、通常の状態ではドーパミンが減少し、糖質を摂るとやっと通常の状態まで上がるようになる。その先まで行くと、普通に糖質を摂っただけではドーパミン量は通常の状態にまでも上がらず、されに多くの糖質を摂らないと脳が喜ばなくなる。どんどん深みにはまっていくのである。麻薬と全く同じである。

 

 

 

糖質制限が広まることでケーキ屋さんやおにぎり屋さんがつぶれることはない。それは、この依存症による。

 

 

 

薬は、人体に本来から備わっている代謝のメカニズムに働く。そのメカニズムは決して不必要なものではない。人間の体にとって重要なものである。その代謝のメカニズムを阻害したり、弱めたり、強めたりするのが薬である。

中略

つまり、薬を使用するということの意味は、体の多くの正常な代謝を犠牲にして、不調な部分の代謝や異常な反応を改善するものである。

中略

これを考えると余計に、長期にわたり薬を飲むことが問題だとわかるだろう。体の悪い部分を根本的に治さないまま、症状だけを抑えていれば、薬を飲んでいる間にも、その悪い状態は進行してしまうからである。

 



現在、合法的に体に取り込むことができるもので、体に大きな害を与える可能性が高いものが二つある。一つはタバコである。そしてもう一つが糖質である。

 

 

実は、いくつもの薬を併用した場合、どのような有害なことが起きるか、誰も知らないのである

 

 

 

国も医師も栄養士も、糖質を50%~60%摂ることが健康に良いという証拠を持っているわけではない。エビデンスは全くないのである。現在のところ、どの栄養素をどれだけ摂ることが最も健康的なのかを決定することはできない。にもかかわらず、大量の糖質を推奨しているのである。 しかも、糖質が血糖値を上げることは国も医師も栄養士も知っている。それなのに、大量に摂取することを勧めているのは、他に大きな力が働いているのかもしれない。

 

 

 

たかが食事ではない。人間の体を作っているのは食事である。その食事が体の中でどうなっていくのかを考えずに適当に食べたり、宣伝文句につられて、健康よりもビジネスが目的の食品に頼っていては、医療のお世話になるのは目に見えている。

 

 

 

医学は栄養に関する研究をするには、膨大な資金が必要になることも多い。そのお金は企業から提供されることが非常に多い。そうなると、スポンサーの企業にとって有利な研究結果が出やすくなることは十分に考えられる。

 

 

 

信用できない論文

スポンサーは自社に不利になるような研究にお金を出すはずがない。自社製品に有利になるような立場で発表する。または競合他社の製品に不利になるような発表すると思われる研究のみに資金を提供する可能性が高いのは、当たり前である。

 

 

 

でんぷんへの適応

進化の過程で適応してきたのは、食物繊維の豊富な少量の塊根などのでんぷんであり、つい1万年ほ度前から食べるようになった大量の穀物にはまだ十分には適応していないであろう。ましてや大量に精製されたでんぷんである白米や小麦粉などに、十分に適応しているとは思えない。

 

 

 

食事に人間の体が合わせてくれるわけではない。何百世代後の遥か未来の人類は適応できているかもしれないが、残念ながら現在の人類は現在の食事には適応できない。だから、人間の体に食事を合わせるほかない。

 

 

 

かなりのエビデンスは示したが、その反対にエビデンスに対する不信感も同時に持っている。実に自己矛盾である。しかし、生物学は進化を考慮しなければ何も理解できないし、真実にもたどり着けないと思っている。

 

 

 

病気のほとんどは自分が作り出している。だからそれを治すのも自分である。医者や薬ではない。自分が食べているものが悪いから、体が壊れていくのである。あなたの車にサラダ油を入れて走っていたら、すぐに故障する。それと同じである。あなたの体に合ったエネルギー、栄養素が必要である。

 

 

 

ほとんどの人が糖質の依存症になっているので、どうしても糖質を擁護したくなる気持ちはわかる。しかし、食事に関しては、人類は明らかに間違った方向に進んでいる。

 

 

 

人間は予防が苦手である。病気になって初めて後悔する。時間は戻らないし。壊れた体もすぐには回復しない。

 

 

 

価値のある990円でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

スウェーデンのベストセラー小説 ◆ 「ヒプノティスト-催眠-」



スウェーデンでベストセラーとなったラーシュ・ケプレルの小説が原作のミステリー。一家惨殺事件の全貌を解き明かすため、昏睡(こんすい)状態に陥った生存者の少年から催眠療法で供述を得ようとする男の姿を追う。『サイダーハウス・ルール』などのラッセ・ハルストレム監督が、『やかまし村の春・夏・秋・冬』以来となる母国スウェーデンに戻って撮り上げた。『未来を生きる君たちへ』のミカエル・パーシュブラントが、つらい過去を秘めた催眠療法の第一人者を熱演する。先読み不能な展開に息をのむ」シネマトゥデイ

 

催眠療法”を使っての捜査ってことで、設定はかなり期待が持てたのですが・・・。

 

ふたを開けると、「ようわからん」って感じの映画でした(笑)。

 

まったく鑑賞に値しません。

 

 

ちなみにこれは、スウェーデンの映画。

 

あまり馴染みのないヨーロッパの国の映画はなんか感覚的にしっくりこない作品が多い気がします。これも文化の隔たりが原因なのでしょうか・・・。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 スウェーデン 日本語吹替あり

どうした?ベン・スティラー ◆ 「エイリアン バスターズ」



「『ナイト ミュージアム』のベン・スティラーと「僕が結婚を決めたワケ」のヴィンス・ヴォーン、そして『マネーボール』のジョナ・ヒルという豪華なメンバーが顔を揃えたSFコメディ。監督はアキヴァ・シェイファー。脚本はジャレッド・スターン、コメディ俳優としても活躍するセス・ローゲンと『グリーン・ホーネット』のエヴァン・ゴールドバーグの三人が担当した。オハイオ州の田舎町で大手スーパーのエリアマネージャーを務めるエヴァンは、ある日、職場の警備員が何者かに惨殺されたことから、町の安全を守るため悪友三人とともに自警団を結成。遊んでばかりの四人だったが、そんな彼らの目の前に現れたのは地球外生命体=エイリアンだった!allcinema ONLINE

 

ベン・スティラー主演作品は、わりと好きなんですね。

 

笑いも下品ではなく、いい塩梅。ちゃんとメッセージを残してエンディング。

 

ハズレがないってイメージだったのですが・・・。

 

 

この作品に関しては「どうした?ベン・スティラー」って感じです。

 

 

最後は“友情”の尊さを謳っていますが、とってつけたような展開。

 

 

観るに値しないですね~。

 

 

年末の忙しい時間を返してほしいです(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 アメリカ 日本語吹替あり

映画賞を総なめにした社会派サスペンス ◆ 「ラストキング・オブ・スコットランド」



「かつてのウガンダの独裁者、アミン大統領政権の内幕を大胆に脚色した社会派サスペンス。孤独な権力者の光と影を、側近の青年医師の視点で描く。権力の魅力に負け、堕ちて行く若い医師を演じるのは、『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』のジェームズ・マカヴォイ。大統領を演じるのは、『パニック・ルーム』のフォレスト・ウィッテカー。二面性を持つカリスマの狂気を見事に演じ切った彼の鬼気迫る演技は必見」シネマトゥデイ

 

権力者に可愛がられることの恐ろしさがよく描かれています。

 

そこそこおススメ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

2006年 第79回 アカデミー賞主演男優賞 フォレスト・ウィテカー

2006年 第64回 ゴールデン・グローブ賞主演男優賞<ドラマ部門> フォレスト・ウィテカー

 

 

2006年 アメリカ 日本語吹替あり

なかなかどうして ◆ 「ライアー・ハウス」



「テキサスの田舎町で暮らすローナは、夫デイルが銀行強盗で手にした現金10万ドルを奪うため、自宅で彼を縛り上げて金の隠し場所を聞き出そうとする。親友タイニーも呼び出してデイルに銃を突きつけるローナだったが、誤ってデイルを射殺してしまう。金の行方はわからないまま、死体の処理に悪戦苦闘する2人。さらに運の悪いことに、警官まで訪ねてきてしまう。絶体絶命の状況に追い込まれた2人は、ある考えを思いつく・・・」映画.com

 

映画サイトのレビューは、すこぶる悪いです。

 

が、私はそこそこ楽しめました。

 

控えめに言っても、平均点は取れていると思います。

 

世の中、クソみたいな映画はいっぱいありますから(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 アメリカ 日本語吹替あり

不思議な作品 ◆ 「リーグ・オブ・レジェンド時空を超えた戦い」



「1899年、ロンドン。英国銀行が世界征服を企む鉄仮面のリーダー“ファントム”率いる謎の軍団に襲撃された。一味は金品には手をつけず、古い海上都市の設計図面だけを盗んでいった。危機感を感じた英国政府は世界大戦の勃発を防ぐため、冒険家アラン・クォーターメインに対抗チームの招集を依頼。かくして、クォーターメインのもとにトム・ソーヤー、透明人間ロドニー・スキナー、ジキル&ハイド、ネモ船長、不死身の男ドリアン・グレイ、ヴァンパイアのミナ・ハーカーという強者たちが集い、7人の超人同盟“ザ・リーグ”が結成される」allcinema ONLINE

 

この映画は昔観たことがあり、そこそこ面白かった記憶が・・・。

 

ところがですね、意外と退屈でした。

 

記憶違いなのか、私の精神構造が変わってしまったのか・・・。理由はわかりませんが、とにもかくにも退屈(笑)。

 

 

これと言って“まずい”とこらは見当たらないのですが・・・。

 

うん、そういった意味では、不思議な作品です。

 

 

 

それでは・・・・。 2003年 アメリカ 日本語吹替あり

知識・直観・想像力 ◆ 「捜査官X」



「『レッド・クリフ』シリーズの金城武と『イップ・マン』シリーズのドニー・イェンが共演を果たしたアクション・ミステリー。とある村で強盗殺人を起こした犯人たちの変死。その裏に隠された驚愕の事実を突き止める捜査官の姿を追いかけていく。金城が、どこかトボけていながらも冷静沈着で頭脳明晰な捜査官を快演。また、事件の鍵を握るミステリアスな男としてドニー・イェンが登場し、壮絶なカンフー・ファイトも披露する。『ウォーロード/男たちの誓い』のピーター・チャン監督による、ハイスピード・カメラやCGを駆使したトリッキーな映像も見どころだ」シネマトゥデイ

 

てことで、ストーリー、映像ともに申し分なし。

 

金城武演ずる捜査官のナレーションで進行する展開も、非常にわかりやすくてマル。

 

非常に完成度の高い作品です。

 

 

劇中、及び腰でぜんぜん動こうとしない警察組織に業を煮やした主人公が上司に噛みつくシーンがあります。

 

そこでの会話が印象深かったので記しておきます。

 

 

捜査官

班長、いったいどういう世の中なんですか!?」

 

班長

「その一部として生きるしかないんだ。己を生きる自由があるとでも思ってたか?」

 

 

悲しいかな、班長の言うとおりだと・・・。目が覚めました(笑)。

 

 

おススメの1本なのでした。 それでは・・・・。

 

 

 

2011年 香港・中国 日本語吹替あり

捨てたもんじゃないですね“人類”(笑) ◆ 「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」



「『ボウリング・フォー・コロンバイン』『シッコ』などで、アメリカの社会問題にユニークな視点で切り込んできたマイケル・ムーア監督によるドキュメンタリー。今回彼はアメリカの政策に自ら進んで参加し、世界中の“あるモノ”を余すところなく自国に持ち帰るというミッションを遂行する。ムーアは監督、製作、脚本などを一人で担当。ムーア監督の新境地ともいえる意欲作に引き込まれる」シネマトゥデイ

 

てことで、今回はヨーロッパを回り、「有給休暇」や「学校の給食」「大学の学費」「女性の社会進出」「ドラッグ問題」はたまた「子育て」「会社の昼休み」「SEX」「刑務所」etc...などに関して取材を敢行。

 

アメリカ(もちろん日本でも)では、考えられないような政策や法律、取り組み、そしてこれが一番大事なのですが、それに至るまでの考え方や思想を紹介しています。

 

 

ものすごく勉強になりました。

 

 

普段、ニュースなどの偏った情報と、刷り込まれた偏見で、多かれ少なかれ世の中は“同じようなシステム”で回っていると思っていましたが・・・。

 

う~ん、広いですね~。世界は。

 

考え方の多様性には驚きました。捨てたもんじゃないですね“人類”(笑)。

 

 

マイケル・ムーア監督作品の中では一番なのではないでしょうか。

 

 

超おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹替なし