何年も職にありつけない悩める中年が主人公。
ある日、恥を忍んで、大きな会社で働く友人を訪ねますが、いい返事がもらえず退散。その帰りにふらっと立ち寄った遺跡で事故に遭います。なんと、高所から落ちてあたまに鉄の棒が刺さるという惨事。
意識ははっきりしているものの、出血の危険性があるので、刺さったまま動かせません。
この男性、元は広告関係の仕事をしていただけに、自分の置かれた状況を1社に独占放送させてお金を儲けようと考えます。守銭奴なのではなく、金銭的に家族に迷惑を掛けていると想いから必死なんですね~。
金に群がる人間と、家族愛が対比されていていい塩梅です。
ちょっと泣けます。
それでは・・・・。
2012年 スペイン / フランス 日本語吹替あり