その時代に応じた進化が必要なのだと、既成の日本料理に新風を吹き込む料理人 山本征治さん。
この考え方には共感を覚えます。
例えば油絵具が出だした頃、それを使っていろんなものを描いた人と、今の時代に「伝統的な油絵具を使った絵画とは・・・」とうんちくを語りながら作品を生み出す人とでは、感性が正反対だと思うのですよね。
少なくも芸術と言われる分野は前衛的でないと・・・というのは私の考え方です。
ま~それがそのまま、食の世界にあたはまるのかどうかは知りませんが・・・。伝統を壊しにかかる人はどのジャンルにも必要ではないかと・・・。
私見はこの辺にして、今回の仕事の流儀ですが、山本さん、口数が多いんですよ。発する単語が増えるとそれに反比例して言葉の重みが・・・。
フレーズのインフレ状態です。
凝った言い方をされているのですが、まったく心に響きませんでした。
職人は口数少なめがかっこいいと思います(笑)。
それでは・・・・。
2012年 47分 NHK