フレーズのインフレ状態(笑) ◆ 「 プロフェッショナル 仕事の流儀 日本料理人 山本征治の仕事 覚悟をもって、我が道を行く」



その時代に応じた進化が必要なのだと、既成の日本料理に新風を吹き込む料理人 山本征治さん。

 

 

この考え方には共感を覚えます。

 

 

例えば油絵具が出だした頃、それを使っていろんなものを描いた人と、今の時代に「伝統的な油絵具を使った絵画とは・・・」とうんちくを語りながら作品を生み出す人とでは、感性が正反対だと思うのですよね。

 

少なくも芸術と言われる分野は前衛的でないと・・・というのは私の考え方です。

 

ま~それがそのまま、食の世界にあたはまるのかどうかは知りませんが・・・。伝統を壊しにかかる人はどのジャンルにも必要ではないかと・・・。

 

 

私見はこの辺にして、今回の仕事の流儀ですが、山本さん、口数が多いんですよ。発する単語が増えるとそれに反比例して言葉の重みが・・・。

 

フレーズのインフレ状態です。

 

凝った言い方をされているのですが、まったく心に響きませんでした。

 

 

職人は口数少なめがかっこいいと思います(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 47分 NHK