「ジャーナリスト、ジャネット・ウォールズの自叙伝を、『ショート・ターム』のブリー・ラーソンとデスティン・ダニエル・クレットン監督が再び組んで映画化。父親との再会を機に隠してきた子供時代の記憶をたどる女性を映し出す。ヒロインにラーソンがふんするほか、両親を、『スリー・ビルボード』などのウディ・ハレルソンと『インポッシブル』などのナオミ・ワッツが演じる」シネマトゥデイ
博識で頭が良いものの、アル中で性格が破綻している父親。
彼は子供を学校に行かせることなく、自ら教えを与えます。
そして、その考えに賛同している芸術家の母。
非常に興味深い設定です。
劇中、病院から抜け出すために、子供に芝居をさせるシーン。父親から子供への助言が秀逸。
「この作戦を成功させるには、自分自身を上から下まで信じ込ませることだ。自分を騙せたら、連中だって騙せる」
また、病院の先生に「学校で教育を受けたほうがよい」とアドバイスを受けた子供には
「経験から学ぶんだよ!それ以外は全部噓っぱちだ」
ずいぶん乱暴ではありますが、言い得て妙なところも・・・(笑)。
それでは・・・。
2017年 アメリカ 日本語吹替あり