何度観ても学びがあります ◆ 「NHKスペシャル ヒューマン なぜ人間になれたのか」



「人間とは何か。人間を人間たらしめているものとは一体…。現在、地球上に70億人いる人類。民族、宗教、イデオロギーはさまざまだが、誰もが共通して持つ“人間らしさ”、それは20万年という進化の過程で祖先から受け継いできた、いわば“遺伝子”のようなもの。それは今もこれからも私たちの行動を左右していく。私たちはどのように生きるのか。私たちの底力とは何なのか。“人間らしさ”の秘密に迫る」

 

第1集「旅はアフリカからはじまった」

 

「アフリカで誕生した私たち人類。当時の遺跡からは、装飾具が次々と見つかっている。装飾具には仲間同士でプレゼントし、お互いの絆を確かめ合う役割があるという。人間とは『仲間の絆を大切にする』生物なのだ。その背景には、アフリカを襲った巨大噴火をはじめとする生存をかけた壮絶な格闘があった。第1集は、『ともに生きる』という人間集団の基本が確立した過程をたどり、人類の旅立ちを描く」

 

第2集「グレートジャーニーの果てに」

 

「人類が世界中に広がったグレートジャーニーを支えたのが投てき具。すばしっこい小動物を捕るのに有利なこの武器で生存競争に打ち勝っていった。さらに、この道具がルールを守らせる役割を担い、人々のネットワークの規模を拡大させた。そして、それがさまざまな知恵や道具を生む土壌になった。その反面、攻撃性を高める負の遺産も。アフリカから南アメリカまで世界を縦断した知られざる旅の実態に迫る」

 

第3集「大地に種をまいたとき」

 

「人間とは何かを探るシリーズ第3回のテーマは『農耕』。氷期の終わりとともに始まった農耕は定住を促し、部族間の争いをもたらしたと長く考えられてきた。ところが、トルコ南東部にある巨石遺跡の調査から、平和への祈念が農耕を進化させたとする説が唱えられ、大きく注目されている。温暖化による大洪水の頻発、小麦の変容など、農耕誕生の知られざるドラマを追いながら、未来を考える心の進化に迫る」

 

第4集「そしてお金が生まれた」

 

「人間とは何かを探るシリーズ第4回の舞台は都市。紀元前4000年ごろ、世界初の都市が西アジアで成立した。その原動力は原始貨幣の登場だった。当時の貨幣は麦。その流通によって分業が促進され、生産性が上がり、多くの人を養える都市が誕生したのだ。しかし貨幣の浸透は、それまでの平等な人間社会を変質させ、格差の拡大という難問を招く。お金と都市の進化を追い、公平さを巡る葛藤に迫る」NHK

 

以前にも観たのですが、何度観ても学びがあります。

 

“子供から大人まで”とは、まさにこの番組のための言葉かと・・・(笑)。

 

 

超おススメの番組なのでした。

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

2011年 NHK 第1集54分 他49分