「ハンティング・パーティ -CIAの陰謀-」

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実話をもとにした作品のようです。

 

サラエボが舞台で、国連もアメリカも表にはに出せない思惑があり、わざと事態を収束させないのだというような、告発的な内容です。

 

メッセージはわかりやすいですし、映画の通りだと、それはそれでたいへんな事実だと思うのでですが・・・。

 

ハートに届かないというか、何というか・・・。心に響くものは感じませんでした(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2007年 アメリカ 日本語吹替えあり

「スペース・ステーション76」

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キューブリック作品を思わせるような、クラシックな雰囲気のSF映画

 

ただですね、何が言いたいのかさっぱりわかりません。

 

強いていいところを探すなら、リヴ・タイラーのかわいさぐらいですかね~(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2014年 アメリカ 日本語吹替えあり

「パンク・シンドローム」

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知的障害者のメンバーで結成されたフィンランドのパンクバンドを追ったドキュメンタリー。

 

意味のある作品なのはわかるのですが、きっとNHKスペシャルでやったほうが仕上がりがよかったと思います(笑)。

 

ちょっと単調で、エンディングもぼやけた感じなのが残念です。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 フィンランド / ノルウェー / スウェーデン 日本語吹替えあり

「君のためなら千回でも」

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アフガニスタンが舞台。裕福な家庭の息子とそこの使用人の息子。二人は親友です。ところが、大人になってから実は腹違いの兄弟だと知ります。

 

政治色の強いヒューマンドラマです。

 

そこが高評価につながっているのでしょう。

 

決して“へたくそ”な作品ではないのですが、わたしには退屈でした。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2007年 アメリカ 日本語吹替えあり

「悲しみが乾くまで」

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愛する夫を失い喪失感に打ちのめされる女性、その夫の親友でヘロイン中毒の男性。この二人を中心に物語は進行します。

 

女性は生前、夫の手を煩わせていた親友をよく思っていませんでした。しかし、亡くなってからは夫への思いから彼に興味を持ち始めます。

 

大切な人を失った人間の微妙な心理を描いているのですが・・・。複雑過ぎて、共感できませんでした。

 

悪くはないと思いますが、なんとも評価の難しい作品です。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2007年 アメリカ 日本語吹替えあり

これは役に立つ! ★ 「『いつもの不安』を解消するためのお守りノート」



タイトルだけ見ると、ちょっとスピリチュアルな感じがしますが、内容はアカデミックです(笑)。

 

著者は精神科医の勝久寿さん。森田療法をベースに認知行動療法を取り入れた治療方法が紹介されています。

 

森田療法の本を何冊か読まれたかたには、新鮮味がないかもしれませんが、質問に答えていくワークがあるので、かなり実践的ではあります。

 

 

ステップ1 何に不安を感じていますか?(今の不安に気づく)

 

ステップ2 なぜ、その不安を感じていると思いますか?(本来の願望を知る) →最大の不安を反転させて「本来の願望」を知る   

 

ステップ3 「自分の現実」と「周囲の現実」はどうなっていますか?(2つの「現実」に目を向ける)

 

ステップ4 目的を実現するために「できること」を考えましょう(「具体的な行動」を考える)

 

 

各質問に答えていくのですが、キモはステップ2でしょうね~。不安の理由を反転させて「本来の願望」を知るってところでしょうか。

 

理屈では当たり前のことなのですが、改めて“書く”ことで頭の中が整理されるということのようです。

 

かなりへヴィに落ちている人には、書くという作業自体が厳しいかもしれませんが、モヤモヤして不安にさいなまれている状態には効きそうです。

 

変わった切り口の森田療法を学びたいかたにはおススメです。

 

 

ほんでもって以下備忘録です。

 

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不安の裏には「本当はこうなりたい」「こうしたい」という願望があります

 

 

 

気分本位

「とにかく今の不安な気持ちをなくしたい」「すっきりした気分で過ごしたい」と考え、不安を取り除くことばかり考えます。しかし、たいていは一時しのぎや逃避的なことしかせず、不安が消えることはありません。

 

 

 

目的本位

不安を感じていてもそれは願望の裏返しと受け入れ、今の気分を理由に行動を変えることはありません。なぜなら気分次第で行動を変えると、かえって願望を達成できないとわかっているからです。

 

 

 

気分本位で行動していると、不安ばかり募る

 

 

 

不安に注意を向けていると、不快な気分とイメージが結びついて、不快感を伴う過去の記憶や望ましくない未来ばかりが思い浮かびやすくなります

 

 

 

「今の気持ち」ではなく、「今やるべきこと」を意識する

 

 

 

「気分がよければ、うまくいく」というのは勘違いである

 

 

 

目指すべきは、「今、自分がどういう気分か」と内側に向いている意識を、本来の願望を達成するために「今、自分は何をすればよいのか」と外側に向けることです

 

 

 

そもそも理想はあくまで理想であり、すべての物事を完璧にコントロールすることなど、誰にもできません、気分本位でいると意識が内向し、頭の中で考えたことと現実とがごちゃ混ぜになり、こうしたことがわからなくなってしまいます

 

 

 

意識が内側に向いていると、完璧や理想を追い求めたり、現実とのギャップによって悲観的になったりする

 

 

 

ジンクスやおまじない

このような行動は手軽に安心をもたらすので、徐々に増えていく傾向にあります。その結果、多くのジンクスやおまじないに縛られて、生活が不自由になります。不安から逃れたくてはじめた行動に、かえって追い詰められてしまっているわけです。

 

 

 

 

以前にも書きましたが、同じ趣旨の内容であっても、書き手によって表現が変わるので、新たに“刺さる言葉”に出会えます。なので同ジャンルの乱読はやめられません(笑)。

 

 

余談ですが、この本はこの手の書籍すれば低価格なので、出版元の永岡書店に好感を持ちました。

 

 

 

それでは・・・・。

「エンド・オブ・ザ・ワールド」

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小惑星の接近で、人類の滅亡が3週間後に迫っています。 

 

主人公は中年男性。彼は20代の女性とひょんなことから知り合い、二人は運命を感じます。

 

人生の残り時間を知ってから、本当に大事なものに気づくっていう展開なんですね~。

 

軽くコメディタッチで進めながら、人生哲学のようなメッセージがストーリーの中心に据えてあるという点では、非常によくできた作品だと思います。

 

DVDジャケットの印象より、いい映画です(笑)。

 

後味よしです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2012年 アメリカ 日本語吹替えあり

「Mr.ホームズ 名探偵最後の事件」

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93歳になった隠居生活のホームズの映像からスタートします。

 

ホームズは、自らがなぜ田舎での静かな暮らしを始めたのか、思い出せないぐらい老いが進んでいます。

 

その記憶の断片をかき集める形で物語は進行するのですが、じっくり腰を据えて観ないと、時系列が少しわかりにくかもです。私はそうでした(笑)。

 

面白くなくはないのですが・・・、すこし展開が退屈です。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 イギリス / アメリカ 日本語吹替えあり

「パレス・ダウン」

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父親の仕事の関係でインドにやってきた裕福なフランス人家族のお話。

 

前半は娘の心理描写が意味ありげに進行するのですが、滞在していたホテルがテロの襲撃の合ってからは一転パニックムービー。結局、何が言いたいのか分かりませんでした。

 

 

観る価値なしというのが感想です(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 フランス 日本語吹替えあり

「ウッドローン」

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「今より人種差別のひどい時代に、アメリカンフットボールを通して人々に感動を与える黒人高校生の物語」だと思って借りたのですが、ふたを開けるとキリスト教の布教映画でした。

 

あまりにも宗教色が全面に出ていて、せっかくの美談も興醒めです。

 

以前紹介した

laozi.hatenablog.com

laozi.hatenablog.com

など、最近、あからさまにビバ・キリスト作品が多いのは気のせいでしょうか?

 

最近増加傾向にあるイスラム教徒に、危機感があるのですかね?

 

バックグラウンドに見え隠れするのはいいですが、全面的に宗教色を出されると、どんな感動的な話もだいなしです。

 

という訳でクリスチャン限定おススメ映画です(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹替えあり