以前紹介した
laozi.hatenablog.com
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の実践版という位置づけらしいです。
著者は中学中退後、大検を経て東大法学部卒という、異色の経歴を持つ僧侶“草薙龍瞬”さん。
この方の表現は本当にわかりやすいです。
ほんでもっていつものように学びの箇所が多かったので、備忘録。
外を歩くとき、見かける人々に「みんなたいへんなんだろうな」という思いを向けてみてください。100%ハッピーという人は、誰ひとり存在しません。その真実を忘れないよう心がけるのです。
「理解してくれればありがたいし、そうでなくても、それは相手の領域」と割り切るー相手を尊重するーこと
怒りに意識を使うのは、ムダ使いだし、損だし、もったいない。
中略
限りある意識(心)を自分にとって必要・大切なモノゴトや快・幸せに使う
元気がでなくても、生きがいがなくても、それはそれで「心にとってはフツー」
鬱とは、怒りが心に溜まって閾値(限界)を超えた状態
妄想と方向性は違う
■妄想は、ただ妄想しているだけで行動しない。
■方向性は、最初に考えるだけで、直ちに行動に移す。
「妄想、妄想。なんとかなる」と考える
「考えないこと」は最高の快
1.自分の考えを言葉にする(考えているときの言葉に気づく)
2.言葉を“抜いていく”(「・・・が・・・している」→「・・・ている」→「・・・」)
3.言葉にしない状態に“慣れる”(沈黙・思考の空白に慣れていきましょう)
出てくる言葉が変われば、言葉で作られている思考も変わります
「新しい考え方」を覚えるには、単純に「新しい言葉」を仕入れて、繰り返して、自分の反応にしてしまうことです
中略
仏教だけでなく、本でも映画でも歌詞でも、自分の考え方と入れ替えたいと思う言葉を見つけて、繰り返して、自分自身の考え方にしてしまうのです
「考え方」は言葉で繰り返すことで徐々に“発想”になっていく。そうすると人生が変わっていく。
結局、なんのために頑張るのかーそれは自分が納得するためである。そう思える心は“最強”です。自立しているから、他人の評価に振り回されない。
ヤル気に“火をつける”練習ーとにかく「作業」から始める
とにかく「体験」してみる
体験とは、ひとつの「蔵」です。そこにマイナス・失敗は実は存在しません。すべてが価値を持つのです。となると、恐れるものは何もなくなります。
ひとつの意欲、ひとつの生き方に、しがみつく必要はないのです
「修行」の本来の意味=「心を耕すこと」
中略
手入れすることで、そのままならけっして実らなかったモノが、実ってくる。それが「耕す」ことの意味です。
中略
つまり、できなかったことができるようになるーそれが、心を耕す「修行」の本来の意味なのです。
私は本や、映画などから“フレーズ”をピックアップするのが好きなのですが、どうやら「新しい言葉」を仕入れて考え方を変えようとしていたようです。自分の行動に説明がついてスッキリしました(笑)。
それでは・・・・。