「マッド・ドライヴ」

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1997年、生き馬の目を抜く英国レコード業界のお話。

 

自分が成功するためには、裏切りはおろか、犯罪もいとわないというクレイジーな野心家が主人公です。

 

友でありライバルでもあった同僚を殺害。その件で捜査に来た刑事が音楽業界を夢見ていると知るや餌をちらつかせ、うまくハンドリング。しかし今度は、真実を知りそれを自らの出世に利用しようと主人公をゆする女が登場。刑事も真相に手が届くところまで近づいていると気づくや、その女殺しの片棒を担がせ、まんまと、その刑事の口封じにも成功。

 

とま~どこまでも悪い奴です(笑)。

 

 

いや~、予想以上に楽しめました。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 イギリス 日本語吹替えあり

「シング・ストリート 未来へのうた」

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さえない高校生が、転校先の学校でバンドを結成したし自らの夢に歩み出すってお話。

 

両親の不仲や、すでにミュージシャン希望だった兄のやっかみ、年上の恋人がいる意中の女の子との進みそうで進まない関係など、問題が山積みで青春映画らしい青春映画です。

 

ただ良くも悪くも"既定路線"。もうひとひねり欲しかったって感じでしょうか。

 

つまらない作品ではないので、そのへんは誤解なきよう・・・(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アイルランド/イギリス/アメリカ 日本語吹替えあり

「イーグル・ジャンプ」

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イギリスで初めてスキージャンプのオリンピック代表選手となった実在の人物マイケル・エドワーズの半生を描いた作品なんですって。

 

期待せずに観たのですが、地味に感動しました(笑)。

 

おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年  イギリス/アメリカ/ドイツ 日本語吹替えあり

「ジョイ」

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世界にひとつのプレイブック」のブラッドリー・クーパージェニファー・ローレンス、それにロバート・デ・ニーロも出演しています。監督もデヴィッド・O・ラッセル

 

今回は実話ベースのようです。

 

シングルマザーがアイデア商品によって財を築くという、サクセスストーリー。

 

もちろんお金がらみなので、人間関係も紆余曲折で・・・。

 

 

おもしろかったです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹替えあり

「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章」

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1作目がよかったので、期待して観ました。

 

う~ん、可もなく不可もなくってとこでしょうか・・・。

 

てっきり監督は違う人だと思ったのですが、今回もジョン・マッデン氏。むしろ違う人であってほしかったです。そのほうが、自分の中で納得できたので(笑)。

 

2作目って難しいのですね~。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 アメリカ 日本語吹替えあり

laozi.hatenablog.com

「筋トレライフバランス」Testosterone著

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筋トレをベースにした自己啓発本です。

 

今までのTestosteroneさん著作も他の筋トレ本に比べると、人生訓の比重がたかかったのですが、今作は特に“生き方”にまつわるお話。

 

ストレートでシンプル。非常にわかりやすく、筋トレに対するモチベーションがあがります。

 

「アカデミックに・・・ロジカルに・・・」という貴兄には、物足りないかもしれませんが、たまのお口直しにはよろしいかと・・・。

 

 

刺さった文章があったので、書き出しておきます。

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1回食べすぎただけでこれまでの努力が水の泡になるなんてことはないし、大事なのはそこで焦らないこと。罪悪感で焦ってしまい、翌日絶食するだとか長時間はしるだとかもする必要ない。長い目で見て、リズムを保ち続ければいい。

 

※これはダイエットに限らず、0か100かで考えてしまいがちな私には参考になります。

 

 

 

自信をつけるためには一回失敗してみるのもいい。失敗して、どんなに恥をかいても、1か月もすれば周りのみんなは忘れてしまうから安心しろ。自分ですら忘れてしまうし、別に死ぬわけじゃない。「失敗してもどうってことない」という感覚を一度つけておけ。

 

 

 

リサーチばかり続けて確信できる答えが得られるまで試さないというのはいかがなものか。僕は自分で試してみるのが一番手っ取り早いと思う・・・。

 

 

 

人間の自信や人格を形成していくのは、生まれた環境ではなく自分がしてきた選択なのだ

 

 

 

すべての失望は他人に期待しすぎることから始まる

 

 

 

ベンチプレスにしろスクワットにしろ最後の2回がキツい。だが、この死ぬほど辛い2回を挙げなければ、成長はない。この現象は筋トレ以外にも当てはまると思っている。筋トレと同じように、辛いとか苦しいという感覚がないときには、自分が成長していないということだ。

 

 

 

今の状況のなかでベストなことをやっていかないと、チャンスはつかめなくなる

 

 

 

君が華やかと思う人たちの成功の裏には、地道で泥臭い努力が隠れている。決して一朝一夕ではないし、その努力を見ないで羨ましがるのは間違っている。断言しよう、地道な努力なしに成功は一切ない。だが、逆にいえば、自分の限界なんて塗り替えることができるし、そこを続けていけばいつか成功はつかめるわけだ。

 

 

 

いくら立派な人でもこの世に完璧な人はいない。ある面では超一流であっても、どこかに必ず欠点がある。それが人間という生き物だ。だからこそ、誰か一人をベンチマークするのではなくて、その人のいいところだけマネする。で、悪いところは反面教師にすればいい。そうすればいいところどりができて、君は唯一無二の存在になれる。

 

 

 

 

Testosteroneさんの他の著作

laozi.hatenablog.com

laozi.hatenablog.com

 

「沈黙のアフガン」

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いやいや~これは酷い。「沈黙の・・・」って邦題をつけていますが、スティーヴン・セガールが主演でもないですし・・・。

 

今まで、このシリーズはそこそこ楽しめただけに、これで評価ガタ落ちです。

 

たぶん今後も"このやり口"でくるでしょうしね~。

 

残念です。

 

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

「山猫は眠らない6 裏切りの銃撃」

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今回の敵はチェチェンの人たちです。

 

アメリカ軍が上空からの支援に使っている、ドローンのデータにハックして、ピンポイントでスナイパーを狙い撃ち。そんなことになっていると知らない主人公は、味方に内通者がいると疑うって展開。

 

トーリーもなかなかでしたし、狙撃シーンも圧巻で見応えがありました。

 

本シリーズをまったく観たことがなくても、関係なく楽しめます。

 

あえて難を探すならば、もう少し俳優陣はそろえて欲しかったです。明らかに"きれいどころ"の役に抜擢されている女優さん・・・、ぜんぜんなんですよ(笑)。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2016年 アメリカ 日本語吹替えあり

laozi.hatenablog.com

「NHKスペシャル アジア巨大遺跡 第2集 黄金の仏塔 祈りの都」

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ミャンマーバガン遺跡の特集。

 

民主化が進んで、ようやく遺跡の研究が始まったのだとか。

 

1000年前の生活はもちろん、現在の人たちの仏教への関わりかたも詳しく追っています。

 

西洋文明に染まりきっていない、温かかみのある文化がミャンマーには残っているようです。

 

世界中がこんな感じだと平和なのですが、"助けあう民"と"好戦的で裏切りの民"が出会うと結果は火を見るより明らかなわけで・・・。

 

いやはや難しい問題ですな~。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2015年 49分

 

laozi.hatenablog.com

「夢をかなえる読書術」伊藤真著

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どういうふうに、本を読むかということに関心のあるかたは多いと思いますが、ご多分にもれず私もその中の一人です。そんな訳で気になる"読書本"があったので読んでみました。

 

著者は司法試験合格請負人の伊藤真さん。

 

この方の本を読むのは初めてです。

 

実践的で非常に分かりやすい内容でした。

 

ほんでもって参考になる箇所が多数ありましたので、いつものように備忘録です。

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私にとっては、たった一行でも、一フレーズでも自分の心に響くものがあれば、読む前よりも自分を「成長」させてくれたということで、「良書」にあたります

 

 

 

自分と同意見の人の本でも、専門家だったり、権威がある人だったり、立場が違うときには、自分の考えの根拠がより明確になります

 

ちなみに私はこの目的で本を選ぶことが多いです

 

 

 

本は、私にとって「考えるための素材」です。徹底的に汚し、使い倒します。どれくらい汚れているかが、その本を自分のものにできたかの目安といってもいいでしょう。たとえて言えば、食べ物のと同じです。食べ物は、生のじゃがいものまま、豚の生肉のままでは、体の栄養になりません。切り刻み、火を通し、歯でよく噛んで、原形をとどめないまでくずして、ようやく栄養として消化され、自分の血や肉になるのです。

 

 

 

「要するに」を考え、「推理」しながら読む

 

 

 

「成長」とは、昨日の自分より、今日の自分が少しだけ変わったと思えること

 

 

 

映画は「映像」、音楽は「音」で心に訴えかけるのに対して、本は「言葉」を使っている

 

 

 

本は読んだ人によって感じ方が違うのがおもしろい

中略

何をどう感じるかは、その人の経験や価値観、ふだん関心を持っているものによっても違います

中略

感じ方が人と違っていたとしても、「読み方が浅い」とコンプレックスを感じることはありません

 

 

 

本はすべて自分なりの受け止め方でいいのです。読書に正解はないからです。

 

 

 

作者が送り出した情報を、どのように読者が受け取って、どのように解釈するか。読者というものが存在して、初めて読書は完成します。受け止め方は人によって違って当たり前だし、どの受け止め方が正しくて、どの受け止め方が間違っている、などという決まりはありません。

中略

自分の経験なり、思想なりに合わせた読み取り方でその本を完成させればいいだけなのですから、かりに書評や批評と違った読み方をしていても、まったく気にすることはないのです。

 

 

 

「知らないことを知っていると思いこんでいる人間より、知らないことを知らないと自覚している人間のほうが賢い」ソクラテス

 

 

 

ソクラテスによれば、もし死んで何もかもなくなってしまうのなら、悩んだり、考えたりすることから解放されるのだから、こんなに幸せなことはない。反対に死後の世界があるなら、そこで先に死んだヘシオドスやホメロスなどと自由に議論できるので、これも幸せである。つまり、死ぬのは何ら不幸なことではない。「生も死も等価値である」という真理を述べていたのです。

 

 

 

本を読むことで、著者と出会い、自分の中の何かが変わっていく。それを「成長」といってもいいと私は思います 村上春樹さんは、人の才能は油田や金鉱と同じで、どれほど豊かな才能であっても、掘り起こさなければ、いつまでも地中に眠りっぱなしだと書いています

 

 

 

本に書いてあることならば、わざわざ私が説明しなくても、その本を読めばすむだろうと思ってしまうのです。私がやることは、本に書いてあることをそのまま吐き出して伝えるのではなく、書いてあったことをもとに私が考えて付加したり、モディファイしたりしてアウトプットすることです

 

 

 

人生は、生き続ける過程そのものに価値があります。「死」という結果に向かう過程、そのプロセスの中でいかに自分が成長できるか、いかに幸福感を持てるのか、その総量が人生の幸せなのだと思います

 

 

 

 

読書について学びたかったのに「人生」を学びました。私にとっていい本でした。

 

 

 

それでは・・・・。