「2012」

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マヤ暦による2012年終末説を題材にした作品。

 

監督は「インデペンデンス・デイ」「紀元前1万年」のローランド・エメリッヒ氏。

 

太陽の影響による天変地異で大洪水に。事前に察知していた各国政府は協力しあい秘密裏に、現代版ノアの箱舟を建造しています。ほんでもって、お察しの通り「じゃ~誰が乗れるの?」ってことに・・・。

 

非常にパニックムービーらしいパニックムービーです。楽しめました。

 

 

 

余談ですが、どんなお話も目線を変えたら違う景色が見えますよね?例えば、勧善懲悪のヒーローモノの悪人でも家では家族もいてよき父であるとか、やむにやまれぬ事情があって仕方なしに悪の手下になっているとか・・・、あくまで勝手な想像ですよ。でもそれを言い出すと物語になりませんし、途中でそんなに意識することはないので問題ないです。

 

でも、この映画は最後の「めでたし、めでたし」の影に、何も知らず、為す術もなく死んでいくという大多数の人達の存在が見え隠れするので、単純に喜べないというか・・・、素直に主人公に感情移入できないというか・・・。

 

機動戦士ガンダム」のように、はじめからどちら側に立っても成り立つっていうよな設定でもないですし・・・。

 

「バイオ・ハザード」は中心人物以外、誰が死んでも気にならないですから、数の問題でもなさそうですし・・・(笑)。

 

う~ん、物語の題材選びって難しいですね~。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

2009年 アメリカ 日本語吹替えあり