観るのはこの第6集だけでいいのではないでしょうか(笑) ◆ 「脳と心 6 果てしなき脳宇宙~無意識と創造性」



「第6集 果てしなき脳宇宙~無意識と創造性~ 先人の文化遺産を習得する驚異的な理解力と記憶力を備えたヒトの脳は、お互いに理解し合い、『意識』の世界を共有することによって、巨大な文明を築いてきた。そして天才たちは、しばしその『意識』を逸脱するような激しい創造活動の中で、すばらしい芸術を生み出してきた。だが、市民が共有する意識からの逸脱は狂気にもつながる。天才が芸術を生み出す瞬間、狂気に似た何かが脳の中で起きているのではないだろうか。発達した人類の脳は、世界の謎を次々に解きあかすと同時に、自己の内部に巨大な無意識をはぐくんできた。脳の活動を制御するバランスが揺れ動いたとき、普通は閉ざされているこの無意識の世界の重い扉が開かれる。天才的芸術家の創造の瞬間や、神秘体験者を追いながら、意識下の世界に潜む脳の働きの神秘に迫っていく」NHK

 

天才と呼ばれる人の創造性や、シャーマンの不思議な力、行者の神秘体験、薬物によるトリップ、精神の疾患、はたまた睡眠時の夢まで、すべては“脳の安定化装置”がゆるむことで説明がつくのだとか。

 

 

 

安定化装置とよばれる関所のおかげで、必要な情報のみが意識に到達し合理的に思考することができるのだと・・・。

 

夢の辻褄が合わないのは、普段意識できない記憶が無作為に関所を抜けてくることが原因なのだと・・・。

 

安定化装置が働かないと、ありもしないものが見えたり、聞こえたりするのだと・・・。

 

 

 

いや~スピリチュアル体験のすべてが説明できてしまいますね~。

 

観るのはこの第6集だけでいいのではないでしょうか(笑)。

 

 

これが30年近く前の番組なんですから・・・。NHK恐るべし。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

 

1993~94年 NHK 59分