お互いを滅ぼし合うことなく共存 ◆ 「NHKスペシャル 失われた文明 インカ・マヤ 密林が生んだ二千年の王国」



「ジャングルの巨大ピラミッド、高度な天文学と数学、謎めいたマヤ文字・・・。中米のマヤ文明は、70もの都市が共存しながら、密林の中で2000年もの繁栄を謳歌した。石灰岩質の中米では、雨がすぐに地下に染み込み、大河がない。極めて水の得にくい過酷なジャングルの中、いかにマヤ文明は栄えたのか。番組ではその謎に挑む。マヤ繁栄の鍵は『漆喰』だ。マヤの人々は、建物の表面から地面に至る全てを、大量の漆喰で塗り固め、雨が地下に染み込むのを防いでいた。漆喰の材料はあの石灰岩。マヤ人は雨を奪う石灰岩を逆に利用することで、水の確保を成し遂げたのだ。また、密林に住むマヤ人は、焼き畑でトウモロコシを栽培した。しかし広範囲に焼きすぎると森が再生しなくなるため、焼き畑ができる範囲には限りがあり、収穫量にも限界がある。マヤの各都市はその限界を超えてまで拡大しなかった。それぞれが自分の適正規模を保持していたため、70もの都市の共存共栄が可能になったのである・・・。密林という厳しい環境を克服して、独自の発展を遂げたマヤ文明の素顔を描く」NHK

 

これは3部構成の第3集になります。

 

 

第1集 アンデス ミイラと生きる

 

第2集 マチュピチュ 天空に続く道

 

第3集 密林が生んだ二千年の王国

 

 

 

それでは・・・。

 

 

 

2007年 59分