おっ! なかなかためになる本
またまた心理学博士榎本博明先生の本です。 帯には「自分を動かすストーリーをつくろう!」とあり、どんなことも意味づけ次第で、取り組みかたがかわってくるというのが今回のテーマです。 またもや感銘を受けた文言が多いので、いつものように備忘録。 実存…
著者は心理学博士の榎本博明さん。 この本は自己物語の心理学に基づいて書かれています。 自己物語の心理学とは、私たちの自己は物語形式をとっており、私たちのアイデンティティは物語として保存されているという立場です。 意味に目覚めた私たちは、意味な…
著者は「NHK紅白歌合戦」や「ダーウィンが来た」「NHKスペシャル」でお馴染みの、元NHKアナウンサー松本和也さん(※今はアナウンサーを辞めて企業などにスピーチトレーニングをされているようです)。 ご自身はアナウンサーになるときも、家族や友達から反対…
「人間関係のバイブル」と帯に書かれています。 仕事だろうが、プライベートだろうが、すべては人間関係が重要なのだというのが趣旨。心理学者のアドラーと同じ考えかたです。 ただこのレス・ギブソンという人は、それをもう少し“自己啓発的”というか“技術的…
好き嫌いの分かれる、脳学者茂木健一郎さんの本です。 かなりの数の本を書かれるので、1冊1冊は正直、中身の濃いものではありません。が、わかりやすい表現で、ためになるところも出てきます。 この本もご多分にもれず、参考になった文言があったので、例に…
最新の論文や研究結果で武装した“糖質制限”の本です。 エビデンスのある食事内容の説明は非常に説得力があります。 特に参考になったのは、「ラットの実験で“人工甘味料”を与えたところ、血糖値が上がった」というくだりです。 私自身、“カロリーゼロ飲料”を…
本好きで研究熱心なメンタリストDaigoさんが、行動心理学をわかりやすく解説してくれています。 敷居を低くしてあるので、深みはありません。が、ちょっとしたとき、自分に言い聞かせるのに、ぴったりの文言がありましたので記しておきます。 複雑なことを話…
「恨み」ってこういうこと、「同情」ってこういうこと、「後悔」は・・・、て感じで何気なくわかったつもりの感情をきっちり“言語化”。とてもわかりやすかったです。 特に参考になったのが「怒り」の感情の取り扱い方。なんと、自分を怒らせた相手への復習方…
TEDでのスピーチが話題になった植松さんの著作です。 わたしもYouTubeで感動したくちなので、この本をチョイスしました。長らく“積読”状態でしたが・・・、結論から言うと、「もっと早く読んでおけばよかった」ですかね。 この人の言葉は、活字になっても、…
タイトルからすると、いわゆる「先延ばしを止める」系自己啓発本のようですが、「心に葛藤があるから行動に移せないのだ」っていう心理分析を中心にした内容です。 「うつ病患者は・・・」とか「神経症者は・・・」など、どの本でもシンプルな書きかたをされ…
ライトに言うと“断捨離フィンランド版”てとこです。 でもこの本は“片づけのテクニック”ではなく生き方に対して“哲学的”というか“自己啓発的”というか・・・。考え方がメインフレームになっているので学びが多かったです。 “断捨離”や“ミニマリズム”は「お腹…
タイトル通りの内容です。 依然このブログで紹介した laozi.hatenablog.com とまっく同じ主張で、観察する側になれば緊張しませんよってことが書かれています。 本当にこの考え方は役に立っているので、よりゆるぎない確信を得るために、同じ内容だと知って…
私は昔から“頭痛持ち”です。程度の差はあるものの、1週間頭痛薬なしで暮らすことは不可能なぐらいです。なので天気と痛みの関係は経験的に感じていました。気圧の変化と脳の圧力は関係がありそうだなと・・・。 それにしっかりとしたエビデンスが欲しかった…
運動がどれほど脳とリンクしているかという内容です。 身体を動かすことが、精神や気分に及ぼす影響を、動物実験その他、豊富なデータに基づき丁寧に説明してくれています。この手の本を読みなれている人には、少々冗長かもです(笑)。 「薬に頼るな」ではな…
元アナウンサーである著者が、緊張しなくなる方法を説いた本です。 テクニック集ではなく、ずばり根源的な考え方を指摘しています。 面接官は緊張せず、なぜ面接される側だけあがるのか?そのメカニズムは 「観察される側ではなく、観察者になれば緊張はなく…
"可能性"を広げるために「思いこみ」を疑ってみましょうって内容です。 「常識」を疑うっていうありきたりなものから、「言葉」「恐怖」「神様」「知識」「時間」「脳」「自分の役割」「人脈」・・・など30項目にわたり、新しい"視点"を提供してくれています…
筋トレをベースにした自己啓発本です。 今までのTestosteroneさん著作も他の筋トレ本に比べると、人生訓の比重がたかかったのですが、今作は特に“生き方”にまつわるお話。 ストレートでシンプル。非常にわかりやすく、筋トレに対するモチベーションがあがり…
どういうふうに、本を読むかということに関心のあるかたは多いと思いますが、ご多分にもれず私もその中の一人です。そんな訳で気になる"読書本"があったので読んでみました。 著者は司法試験合格請負人の伊藤真さん。 この方の本を読むのは初めてです。 実践…
「スーツに効く・・・」となっていますが、ようするに世のビジネスマンに向けてのメッセージという意味です。 内容は筋トレの効用とワークアウト種目の解説。 この人の本は、以前紹介した laozi.hatenablog.com と同様、本当にモチベーションが上がります。…
以前紹介した laozi.hatenablog.com laozi.hatenablog.com の実践版という位置づけらしいです。 著者は中学中退後、大検を経て東大法学部卒という、異色の経歴を持つ僧侶“草薙龍瞬”さん。 この方の表現は本当にわかりやすいです。 ほんでもっていつものよう…
これ一冊マスターするれば、もはや誰と話しても恥をかくことがないと思われる程のフレーズが紹介されています。 あいさつに始まり、角が立たない意思の伝え方から、クレーム処理、お酒の断りかたまで・・・、考えられるシチュエーションはほぼ網羅されている…
タイトルからすると、「すべては計画がものをいうのだ」という内容かと思いきや、その逆で、人生は予期せぬことの連続だ。でも、その状況、その状況で“行動”を選択するからこそ、チャンスが巡ってくるのだというお話です。 著名な人物の成功物語ではなく、一…
よく「最初の数秒で感じたことは、ほぼ正解」みたいなこと耳にしますよね? でも「直観と思いこみの判別って?」というのがあって、いまいち腑に落ちないというか・・・。 そんな疑問の解決の糸口になればと、この本を読んでみました。 おぼろげながら「直観…
前回、紹介した laozi.hatenablog.com に引き続きメンタリストDaiGO君の著作です。 表現が非常にわかりやすいので、学べます。ファンになりました(笑)。 てなわけで、またまた備忘録です。 「自分が嫌い」と感じる人は、自分を好きになれないような行動を…
アマゾンのレヴューでは、なかなかきびしいことも書かれているメンタリストDaiGO君の本ですが、私は結構好きです。 彼は一日に10冊の本を読むとか。文章からはそれが伊達でないことがよくわかります。よく勉強しているな~って感じました。 外国人著者の翻訳…
読書論や速読にまつわる本は結構読みましたが、これが一番いいですね~。 著者自身、かなり速読を学んだようです。その上で、ずばり予備知識がないと速く読むことはできないと。自分が良く知っているジャンルの本は速読できるが、まったく知識のない難解な本…
ニーチェや福沢諭吉、最近ではオバマ前大統領にも影響を与えたというラルフ・ウォルドー・エマソン。19世紀アメリカで哲学者・思想家・文学者・詩人として活躍した人物なんですって。 この人の名前は聞いたことがありましたが、彼の言葉に触れるのは今回が初…
世の中に、「良い習慣を身につけたり、悪い習慣を手放したりする方法」を説いた書籍は、掃いて捨てるほどありますが、この本は個人のタイプを4つに分けて、その個性に応じた習慣獲得方法を提示するという、今までにありそうでなかったアプローチをしています…
この前読んだ laozi.hatenablog.com がたいへんためにたったので、その関連書籍を探しました。それで見つけたのがこの本です。 著者は杉山奈津子さん。周りの人間すべてが反対した東大受験に1浪で受かった強者です。 今でも、必要がないからという理由で、都…
私はこの方の本を始めて読んだのですが、非常~に面白かったです。 深い知識に裏付けされた洞察で、面白可笑しく「経済学」や「エコノミスト」をやんわりとディスっています。あくまで遠まわしに、無知なふりして。 ポイントカードに命を懸けているひとや、…