「世界を変えるかもしれない本」と評された1冊 ◆ 「トロント最高の医師が教える世界最有効の糖尿病対策」



著者は医学博士の ジェイソン・ファン氏。

 

この人の本はほんとうに説得力があります。

 

 

“ダイエット” “食事” “糖尿病” に関してはこの方の本2冊だけでいいのではないでしょうか?

 

怪しげな情報をシャットアウトできます(笑)。

 

 

いつものように備忘録。

 

 



たんぱく質」については、摂りすぎてはいけないが適度に摂るべきだ。肉などの食事に含まれるたんぱく質は、消化されるとアミノ酸に分解される。適度のたんぱく質は健康に欠かせないが、過剰なアミノ酸は体内に蓄積できないので、肝臓がそれをグルコースに変えてしまう。つまり、たんぱく質を摂りすぎると体に糖が増えることになる。だから、プロテイン飲料、プロテイン・バー、プロテイン・パウダーなど、高度に加工されて濃度が高くなったものは避けたほうがいい。

 

 

 

体の中の糖を燃焼させる最もシンプルで確実な方法は「ファスティング」だ

 

 

 

エネルギー摂取(カロリー摂取)とエネルギー消費(カロリー消費)と脂肪の蓄積は、それぞれ独立した変数であり、意識的にコントロールすることができる・・・。「私たちの体を正常な状態に保つために使われるカロリーは、つねに一定で変わらない」という仮説。

中略

これは誤りである。

中略

じつは、体の基礎代謝率ー心臓の拍動、肺の呼吸、腎臓や肝臓の解毒作用、脳による思考、体熱の発生などに必要なエネルギーーを40%も上げたり下げたりして調節することができる。摂取カロリーを減らしても、体が消費を抑えようとして活動が鈍くなるだけで、体重が減るわけではない。

 

 

 

私たちは何をいつ食べるかを自分で決めることはできても、空腹を感じるとこをやめることはできない。いつカロリーを燃やして体熱を発生させ、いつカロリーを脂肪として蓄積するかを自分で決めることはできない。

 

 

 

ホルモンが空腹感をコントロールしている。

中略

そして、何にエネルギーを使うかもホルモンによってコントロールされている。

 

 

 

脂肪の蓄積や体重の増加をコントロールするうえで最も重要な要因は、何を食べるかによって変わるホルモン信号をコントロールすることだ。カロリー数ではない。

 

 

 

余ったアミノ酸はそのまま肝臓で蓄えることはできなのでグルコースブドウ糖)に変えられる

 

 

 

糖新生

ファスティング時間が長くなると、肝臓は蓄えられている体脂肪から新しくグルコースを生成するようになる

 

 



食べている時間(インスリンが多い時間)と食べてない時間(インスリンが少ない時間)のバランスがとれているかぎり、体脂肪の量が増えることはない

 

 

 

インスリンの量が増えると体重が増える、インスリンの量が減ると体重が減る。

中略

肥満になるのはホルモンのバランスが悪いからで、カロリーのバランスが悪いからであはない。

 

 

 

ホルモンというのは、いつも多量に分泌されているわけではない。概日リズムに合わせて特定のホルモンが時折、短時間だけ分泌されることで、最大の効果が得られるようにできている。

 

 

 

ホルモンにさらされることで、そのホルモンに対する抵抗性ができる。抵抗性ができたことで、さらに多くのホルモンの分泌が促される。

 

 

 

食事に含まれる過剰な炭水化物とたんぱく質は、グリコーゲンとなって真っ先に肝臓に蓄積される。肝臓がグリコーゲンでいっぱいになってしまうと、脂肪新生の働きによって余ったグリコーゲン(糖)は脂肪に変えられる。その脂肪は肝臓から体のほかの部位に送りだされ、たとえば腹部の臓器内やその周りにたまったりする。

 

 

 

燃やせるのは、糖か脂肪、どちらかだけ

中略

糖も脂肪も燃やすことはできるが、両方同時には燃やせない。

 

 

 

インスリン値が低い時間が長くなると、蓄積された脂肪は次第になくなっていく

 

 

 

「毒かどうかは量しだい」スイスの医学者パラケルスス

中略

つまり「体にいいとされるものでも摂りすぎると体に悪い」

 

 

 

安く作ることができる「果糖ブドウ糖液糖」

フルクトースは誘導ミサイルのように、肝臓だけを目がけて運ばれていく

中略

フルクトースを摂りすぎると、脂肪を作り出す働きが5倍に増える

中略

血糖値もインスリン値も上げることなく、肝臓を破壊する

中略

フルクトースは満腹感を与えることがないので食べる量を制限することができず、新し脂肪を過剰に作りだす動きに歯止めをかけるものがない

 

 

 

グルコースとフルクトースがおよそ半分ずつ入っているスクロース(砂糖)や果糖ブドウ糖液糖は、肥満と2型糖尿病を引き起こす原因がふたつあるとことになる。精製された炭水化物であるグルコースはカロリーを補充するだけでなく、インスリン生成をうながすので、多量に摂取すると脂肪肝になる。一方、フルクトースを多量に摂取すると、血糖値やインスリン値は目に見えるほど上りはしないが、すぐに脂肪肝になりインスリン抵抗性が発現する。

 

 

 

インスリン抵抗性があると、インスリン値はつねに高い状態となり、体に「脂肪を蓄えろ」という信号を送り続けることになる

 

 

 

私たちが問題だと考えている症状のすべてー肥満、インスリン抵抗性、脾臓のβ細胞の機能不全ーは、じつは、たったひとつの根本問題である「過剰な糖」に対して体が行っている対処法なのである

 

 



2型糖尿病の場合血中にインスリンが多いのだから、インスリンを補うのはおおいに問題である。アルコール依存症の人たちにもっとアルコールを飲ませるようなもの。

 

 

 

インスリンは糖を取り除くものではなく、体のほかの臓器に運ぶだけだ。そして、インスリンを多量に投与すれば、インスリン抵抗性が増すだけだ。高血糖の症状がよくなったとしても、2型糖尿病はさらに悪化している。

 

 

 

がん細胞は代謝が非常に活発で、増殖するのに多量のグルコースを必要とする

 

 

 

2010年には、早期の診断と治療を可能にするという名目で、2型糖尿病の定義が広げられた。これを推し進めた14人の外部専門家のうち9人が、糖尿病の治療薬を製造する大手製薬会社で何らかの地位にある人で、莫大な利益の恩恵にあずかる立場であった

 

 

 

2型糖尿病の場合、精製された炭水化物と砂糖が、私たちの体をグルコースとフルクトースでいっぱいにしていく。排水口を広げたところで効果はわずかだ。明らかな解決策は蛇口を閉めること。

 

 

 

2型糖尿病は慢性的な進行性の疾患

治療法が間違っているから治らない

 

 

 

極端に摂取カロリーを減らしてから24時間経つと、体は肝臓にためておいたグリコーゲンをグルコースに変えてエネルギーとして使いはじめる。グルコースが底をつくと、体脂肪を燃やしてエネルギーを産生しなくてはならない。体は肝臓やほかの臓器についている脂肪から優先的に使う。なぜなら、脂肪細胞にためこまれた脂肪よりも使いやすいからだ。

 

 

 

低炭水化物療法~薬を飲むよりはるかにいい

もし家じゅうが水浸しになったなら・・・。何年もの間、来る日も来る日も、バケツやモップやタオルを買いつづけようとは思わないだろう。新型のバケツを開発しようが、もっと上等なモップを作ってやろうが、速く排水できるようなシステムを開発しようとも思わないだろう。どこから水が出ているのかを突き止め、蛇口を閉めるだけのことだ!ーヴァーナー・ウィーロック博士

 

 



2型糖尿病の解決策

1.糖を摂らない(低炭水化物ダイエットと間欠的ファスティング

2.余った糖を燃やす(間欠的ファスティング

 

 

 

脂質は体内で脂肪酸に分解されるが、その代謝活動にインスリンは必要としない。たんぱく質アミノ酸に分解されるが、肝臓で代謝されるときに多少インスリンが必要となる。

 

 

 

伝統的な食事をしていた人たちが、高度に加工された食品や砂糖を摂るようになると、肥満や2型糖尿病がすぐに現れる

 

 

 

「毎日300kcal減×7日」と「週に1日2100kcal減」はまったく違う

中略

どちらを実践するかで、体の中のホルモン反応がまるで違ってくる。その違いこそが、減量の成否を分けるものなのだ。

 

 

 

ダイエットの専門家は、1日に4~6回に分けて少しづつ食べるといいと患者にアドバイスすることも多い。

中略

だが、いったいなぜその方法ではやせられないのだろう。カロリーを制限することによる代償作用として飢餓感が増し、体の代謝率が下がるからだ。

 

 

 

間接的ファスティングは、つねにカロリー削減をすることでは得られなかったホルモンの変化を促すことができるので、減量に成功する

 

 

 

ファスティングは筋肉を燃やしてしまう」というのは、たんなる神話

 

 

 

カロリーを30%削減すると、被験者の基礎代謝もおよそ30%減少した。

中略

基礎代謝を落とさずに減量するにはどうしたらいいのだろう。何も食べない時間を長くとればいいのだ。

 

 

 

1日おきのファスティングを22日間続けても、基礎代謝は減らなかった

中略

1日おきのファスティングには、リバウンドのリスクはない

 

 

 



サバイバルのメカニズム

石器時代に洞窟に暮らしているところを想像してみよう。冬になると食べ物が少なくなる。このとき、もし体が飢餓状態になれば、外へ食べ物を探しにいくだけのエネルギーもなくなってしまう。

中略

食べられる時間が長く続くたびに身体活動を低下させていたら、人間はとっくに絶滅していたことだろう。

中略

ファスティング(つまり食べられない間)、人間の体は豊富に蓄えてある食物ー体脂肪ーを利用する、基礎代謝を高いまま維持し、口にする食べ物ではなく体脂肪として体に蓄えてあった食べ物を、燃料として使うのである。そもそも、体脂肪を蓄えるのはそのためだ。

 

 

 

ファスティングとは、つねに何かを食べていては起こりえないホルモンの変化をもたらすものであり、それは、毎食カロリーを削減するだけでは起こりえない変化であるということだ。さらに、その効果を高めるのは、ファスティングを「間欠的」に行うという点だ。

 

 

 

う~ん、ためになりました。

 

 

同じくジェイソン・ファンさんの「トロント最高の医師が教える 世界最新の太らないカラダ」も併せてそうぞ。

 

 

 

それでは・・・・。

 

 

不安や緊張は自分にエネルギーを与えてくれるプラスなもの ◆ 「究極のマインドフルネス」



最近のDaigo君の本の中は大ヒットだと思います。

 

瞑想に関しての記載は少ないですが、全体的に非常に学びの多い一冊かと・・・。

 

特にネガティブな感情のとらえ方に関しての説明は秀逸です。

 

 

いつものように備忘録。

 



一定時間、反芻思考をやめることができると、新しい方向性などを見つけて、クヨクヨ悩みづらくなることがわかっているのです。実際、うつ病の治療では、ボルダリングやキックボクシングなどをやって、一定時間思考をやめるだけでも効果があるという研究があります。

 

 

 

私たちは、自分の失敗については、とても大きくとらえます。人間はミスをする生き物であり、それを許容する能力をもっているのに、自分のことになると許せなくなるのです。

中略

人間はみんなミスをするものだということがわかると、ミスをして恥ずかしいという感情が減り、自分らしい行動ができるようになる・・・。

 

 

 

悪魔は「短期的思考」で、天使は「長期的思考」なのです

 

 

 

やりたいことが見つからないのではなく、どうやったらそのやりたいことにたどり着けるのか、具体的なルートが見えていないだけなのです

 

 

 

最高のイメージだけつくって最悪を想定しないと、脳がポジティブな想像に興奮し、そこで満足してしまいます。それでやる気がでなくなるのです。人間の脳は、基本的に短期的な思考に目が向くようにできているので、無理やり長期的な思考に目を向けるようにしないと、やるべきことが見えなくなります。

 

 

 

人間の成功のためには、セルフコントロール能力がもっとも大切な能力だといわれています

 

 

 

じつは、不安というのは、私たちがきちんと準備をしたり、失敗しないように細かいところまで注意を向けたりするための機能として存在しているのです。

中略

不安があっても、それを「悪くない」と思えるようになると、怖くなくなります。

 

 

 

失敗しないようにするのではなく、失敗してもいいと思えるようになる、失敗を楽しめるメンタルをつくることが非常に重要だということです。

中略

失敗しても凹まないとか、まったく気にならないというのは、逆に言えば学ばない人です・・・。

 

 

 

根拠のない自信が大事なのはなぜ?

これからの時代は先行き不透明で、根拠のあるものがほとんどなくなるからです

 



うまくいった人は、たくさんチャレンジしています。

中略

どれが当たるかわからないので、一つひとつ失敗するたびに凹んでいる暇なんてありません。

中略 つねにチャレンジしつづける人になるには、失敗に慣れ、失敗から学ぶ必要があります。

 

 

 

自信とは?

「自分の力で自分の未来や自分の人生・仕事を変えることができると信じる力」

中略

これは心理学でいう、「セルフエフィカシー」(自己効力感)というものです。

 

 

 

自己効力感を鍛える

「自分はいままでどういうことをしてきたのか」 「自分は今日、何にチャレンジしたのか」 「自分は何をがんばったのか」 といったことをふりかえり、それがどれくらい効力があったのかを、自分の人生や仕事を変えるのにどれぐらい寄与したのかと確認していく作業が必要なのです。でも実際には多くの人が、漠然と毎日の作業を繰り返しているだけで、何が自分の人生を変えてくれて、自分の努力のどこが報われているのかをまったく見ていません。当たり前ですが、これでは自信はつきません。がんばったのに、どれが、どのくらい効果があるのかもわからないのでは、やる気の出しようがないからです。

中略

「変えることができた」という感覚がほかのチャレンジにも影響します。

 

 

 

行動を変えていくと性格も変わる

 

 

 

人間は息を吸っているあいだは交感神経が働くので緊張しますが、息を吐いているときには副交感神経が優位になるのでリラックスできる

 

 

 

自信をもつポイント

自分をいかに受け入れられるか、自分を責めずに、自分に対して思いやりや共感をもてるか、ということです

 

 

 

自分を受け入れる能力が高い人はどういうことかというと、自分に厳しすぎる人と甘すぎる人の中間くらいの考え方をします

 

 

 

失敗は学習です。損ではないのです。

 

 

 

無駄に自分を責める人は、自分自身にいいとろこも才能もあり、成果も出しているに、そうした自分を客観的に見られない状態で他人を見るため、相手のほうが自分より上だととらえてしまうのです

 



他人と比べるのではなく、過去の自分と比べて前に進んでいる、挑戦できているということを確かめることが大事です

 

 

 

人間はコミュニケーションをするように発達してきた生き物ですから、コミュニケーションに関する刺激にはとても敏感で弱いといえます

 

 

 

 集団の中で拒絶

反撃してやろうと思うなら、その集団から潔く出ていくか、もしくは、その集団を乗っ取る方法を虎視眈々と考えるかのどちらかしかないのです

 

 

 

権力の行使があればそこにはいじめがあるし、上下関係があれば必ず不合理が生じる

 

 

 

自分が過去に選択したことでいまがあり、いま自分が決断すれば、いくらでも未来は変えられる

 

 

 

努力や行動によって、自分ではなく環境を変えようとするのが一次的コントロール、自分を変えてあわせようとするのが二次的コントロールです。

中略

一次的コントロールは諸刃の剣で、不幸感をアップする効果もあることが確認されています。幸せになる場合もあるけど、環境や相手を変えようとして変えることができないと、努力したのに報われないという挫折感によってマイナスの効果を受け、不幸になる可能性があるわけです。一方、二次的コントロールには、こうしたマイナス面はありません。

 

 

 

「神よ、変えることのできないものを受け入れる冷静さを我に与え給え、変えることができるものを変える勇気を我に与え給え、そして、それらを見分けるための知恵を与え給え」アメリカの神学者倫理学者ラインホルド・ニーバー

 

 

 

緊張は研ぎ澄まされた集中力を生み出す

ハーバードビジネススクールの研究がすすめているのは、「自分はいま燃えている!パワーがみなぎっている!緊張しているということは、自分の感覚がいま研ぎ澄まされてい、全身にエネルギーが送られているということ、不安を感じているということは、ほかの人よりしっかり準備をしているということ。だから、いい結果をえられるんだ!」と自分に言い聞かせることです。

 

 

 

不安や緊張はネガティブな感情だととらえると、その先には強烈な失敗が待っています。逆に、不安や緊張は自分にエネルギーを与えてくれるプラスなものだと解釈すると、その先に期待が生まれ、いい結果が続くようになるのです。

 

 



「人間はつねに『いま』がいちばん不幸に感じる」

これはなぜかというと、そう考えるシステムが人間の脳に組み込まれているからです。私たちは、不安を感じ、危ないと思うからこそ、次を考えて準備をし、分析すること前にすすんでいけるのです。つまり、人間は不幸や不安を感じやすくできているのです。

中略

人間というのは、「いま」がいちばん不幸や不安を感じるように適応してきたのではないか、とアメリカのノックス大学の心理学者フランク・マクアンドリュー博士は述べています。

中略

人間には、そもそも幸せを感じにくくさせるような、幸せになりそうだとそれをとめるような心理的なプログラムがあるのではないかという説を唱えています。

 

 

 

私たちはもともと、幸せなときにわざと不幸を感じるようにできているということです。ですから、不幸や不安を感じるのは悪いことではなく、そういう性質があることを理解したうえで、いま自分が感じている目の前の幸せを楽しむことが重要なのです。

 

 

 

人間は何の根拠もないのに、いまより未来のほうが時間もお金もあり、成長して成功していると考えます。いまより未来のほうがいいと思うがために、未来に比べて「いま」を不幸に感じるということが起こるのです。私たちは、生物として子孫を残していかなければならないので、いまより未来のほうがよくなるように、いまがんばって未来につないでいこうと考える必要があります。「いま」に満足してしまったのでは、未来に向けて進めなくなるということです。

 

 

 

ポリアンナ効果 心理学者チャールズ・オスグッド

過去の嫌な体験が薄められて、それを小さく見積もることで、本来はいまより悪いことだったとしても「過去はよかった」と思うようになる

 

 

 

快楽の踏み車

私たちは、いいことがあってもすぐに慣れてしまい、もっといいことが起こるのではないかと考えます

 

 

 

私たちには「いま」しかありません。いまこの瞬間にいかに集中し、没頭できるかが大事で、その時間が長くなればなるほど幸せになれるとわかっているのに、「いま」をないがしろにしているのです。もちろん、人間はそのおかげで生き残ってきたという側面はありますが、これが「いま」を不幸にする原因なのではないかといわれています。

 

 

 

バイアス

人間は過去のことを思いだすのが苦手ですから、記録に残しておくことが重要なのです

 

 

 

未来を楽観視しすぎると、モチベーションを下げることにしかなりません。大きな目標を立てないと意味がないと思いがちですが、じつは、現実的な目標を立てて予測を超えていく楽しみこそが、いちばんのモチベーションになるわけです。

 

 

 

もし、いま、不幸や不安を感じていて、満足できないという人がいたら、それは立ち止まるための不幸ではありません。不幸であるほうが生存確率が上がるという遺伝子に刻まれた人類の歴史が、私たちに不幸を感じさせることで「前に進め」「成長しろ」とメッセージを送っているのです。

 

 

 

嫉妬の感情というのは、自分がほんとうに欲しいと思っているものをすでにもっている人を見たときにしか感じません

 

 

 

自分にどんな欲求があるのかということは、考えても意外と出てきません。だからこそ、それを明確化してくれる嫉妬の感情はとても大事なのです

 

 



完璧主義

実際には完璧などありえないので、未知なるチャンスがすべて怖くなります。その結果、新しいチャンスをつかめなくなり、どんどん完璧とは程遠い人生になっていくわけです。

 

 

 

習慣

ハードルをぐんと下げて、自分の生活の10%くらいを変えるような、わずかな変化を積み重ねることによって自分を変えていくのがベストなやり方です。

 

 

 

私たちは、弱点と利点、弱みと強みというように分けて考えていますが、じつは、これらは表裏一体です。強みがたくさんあるということは、その裏に弱みもたくさんあるということです。逆に、欠点やコンプレックス、弱みがたくさんあるということは、その裏に強みもたくさんあるということなのです。

 

 

 

対人関係は人間関係における嫌なことは、それについて徹底的に考えたり、思い出したりしたほうが立ち直りが早くなる、というおもしろい研究があります。

中略

過去のトラブルを中途半端に何回も思い出すから症状が悪化していく・・・。

 

 

 

ストレスをアドレナリンに変えて挑戦を増やしていくことによって、つねに自分は変化し、前に進んでいるという感覚を得ることが重要なのです

 

 

 

変わろうとしない人は、そのまま下降していきます。自分が行動を起こさないかぎり、その下降をとめることはできません。ですから、不安もストレスも感じないようにするには、挑戦し、つねに変化していくしかないのです。

 

 

 

「自分は不安になっていない」と考えるよりも、自分が不安を抱えていて、心臓がバクバクするほど緊張しているのは「体がエネルギーをつくってくれているんだな」と受け入れて、プラスの意味に変換できる人のほうが不安に強くなるのです。

 

 

 

昨日のストレスを今日の力に変え、今日のストレスを明日の力に変えるために、神様は私たちにストレスを与えてくれたのではないでしょうか。

中略

ストレスがないというのは、味気ないということです。何のスパイスも使われておらず、塩味も甘みも苦みもない料理と同じです。

中略

ストレスは、乗り越えることができれば個人の成長をうながす成長促進剤のようなもの・・・。

 

 

 

ふだんからストレスを避けようとする人ほど、うつになる傾向が強く、人生に対する意義や幸福感を感じづらいアメリカ退役軍人省の研究

 

 

 

ストレスを強く感じていたとしても、そのストレスが自分の力になる、あるいは自分の成長につながると考えていた人は、ストレスの害がなかった

 

 

 

ホルモン

ストレスが体に悪いと思っている人はコルチゾールが分泌されていましたが、ストレスが自分の成長のために乗り越える試練だと考えている人は、脳を成長させ、免疫力を高めてくれるデヒドロエピアンドロステロンが分泌されていました

 

 



不安だから準備をする、不安だから練習をする、不安だからいろいろ考えて対策をするというよいうに、不安だから、不安から逃げたいから、というネガティブな感情を行動に結びつけると、大きな力が得られます。

中略

不安を感じたときは、自分の心に何か大切なことや気づいていないことを教えようとしてくれていると考える・・・。

 

 

 

不安は自分がやる気になっている証拠であり、自分にとって大事なチャンスであることを体が理解しているから不安という感情がつくりだされている・・・

 

 

 

不安は、それにとらわれているとどんどん深くなっていきますから、一瞬でもいいので意識を別の方向に向け、不安から気をそれすことが大事なのです。同様に怒りや食欲もいったん気をそらすとことができれば、けっこう落ち着くことが研究でわかっています

 

 

 

不安の対処

不安を感じているときは「原始脳」(爬虫類脳)といわれる部分が活性化していますが、イメージと数字のカウントという、理性を働かさないとできない行動によって前頭葉が起動し、ネガティブな感情を追い出せるいう理屈です

 

 

 

ポジティブな感情に賞味期限がある

中略

思い立ったらすぐに行動しないと形にならない

 

 

 

私たち、「お腹がすいたから食べる」というように、一つのこととして考えていますが、「お腹が空いた」というのは感情であり、「食べる」という行動を決めるのは自分自身です。つまり、感情と行動は切り離せると考えることができるのです。

 

 

 

感情と行動の切り離しが大事

●自分のいまの行動をとめているような感情がなくなったらどう思うか

●他人の目が気にならなくなったらどうなるか

●いま目の前にあることがどうでもいいことになっているとしたら、どう考えるか

 

 

 

感情に左右されない

たとえば、上司から不当な扱いを受け、自分はいま怒りを感じているんだなと気づいたら、その怒りがいいとか悪いとか価値判断をするのではなく、いまどういうことが起こっているのかを客観的に観察するのです

 

 



瞑想

よく、注意がそれすぎて瞑想の効果が出ている感じがしないという人がいますが、科学的にいえば筋トレと同じで、注意がそれて、それを戻すときに脳が鍛えられるので、それればそれるだけ効果は高くなります

 

 

 

注意がほかのものにそれないようにするのではなく、注意がほかにそれても戻すことができるようになることが、瞑想の目的なのです。

中略

初心者のほうが瞑想の効果が出やすいといわれています。

中略

注意がそれなくなったら瞑想の意味がないことになります。

 

 

 

超おススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

すべての悩みが解決する ◆ 「1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉」



以前紹介した「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」 の著者“ゲイで精神科医でコラムニストのTommy”さんの第2弾。

 

今回もたいへん、学びが多かったので長~い備忘録です(笑)。

 

 



ネガティブな気持ち、攻撃的な気持ち。そんな気持ちも湧き上がってきて当然よ。正論で抑圧しちゃダメ。抑圧するとね、大きくなったり歪んだりするから。「ああ、自分に今こんな気持ちがあるんだな」と思って受け流す。自分に寛大になるとね、他人にも寛大になれるわ。

 

 

 

疲れてるなら、遠慮なく手を抜きなさい。続けられなくなるよりずっといいから。手を抜けば不満を言う人も出てくるけど、その人はアナタが続けられるかどうかまでは考えていない。アナタの手を抜けるのはアナタだけなの。

 

 

 

やる気なんてなかなか出なくて当たり前よ

中略

「やだやだ、やる気しない」といいながら、やらなきゃいきないとことをやる。これが普通。

 

 

 

自分語りをする人は要注意よ。基本的に「自分語り」っていらないのよね。聞かれたら答えればいい。自分から「俺ってさ」って言う必要ないのよ。自分がどう見えるかは相手が決めることで、自分が語ることじゃない。何より問題は「相手がその話題を喜ぶか」という観点がないことね。

 

 

 

生きるのは山登りと違うのよ。そこに山があっても登らなくてもいいの。 ストレスを溜めやす人って「不必要なノルマ」を作る癖があるのよね

 

 



いくら忙しくても、帰って寝るだけの生活だと疲労感溜まるのよ。できれば1時間以上は寝る前にゴロゴロタイム作ると良いわ。

 

 

 

やるせない気持ちっていうのは、どうにでもできないからやるせないの。

中略

気持ちっていうのはフワフワして持続性がないから、他に意識を向けていれば薄れるわ。それができないときは、自分で思い出して強化してるだけ。

 

 

 

その人との関係性に疑問があるのなら、こう自分に聞いてみるといいわ。「その人といる自分が好きですか?」

 

 

 

最初に言っていたことと、話が違ってくる人は要注意ね。たとえ小さな違いでも。

 

 

 

自分が向いてないと思うことは、一生懸命やらなくてもいいのよ。全能を目指す為に生きてるわけじゃないもの。得意なことを伸ばすか、好きなことをやるか、それでいいのよ。

 

 

 

人生とは「アナタの使える時間」のことよ。だから、達成した物事や出来事で考えなくていいの。自分の時間をちゃんと味わえたかでいいの。

 

 

 

大好きだったものが、そうじゃなくなるのはとても寂しいことだけど、自分が変化して物の味方が変わったせいなのかもしれないわ。それを「成長」とも言うのよ。

 

 

 

その人の本性は、小さいところに表われるわ。

中略

小さなところは油断するから、大きなヒントが隠されているの。

 

 

 

直観で「これだ!」と選べる時は、時間がかからないのに、満足度も高いわ。逆に時間をかけてあれこれ悩むと、後で不満が出てくる。選ぶのに時間がかかるというのは、言い換えれば決定的なものがないということなのよね。

 

 



感情や執着を追いかけない練習

ぼーっとして、自分の気持ちを眺める。「あ、今もやもやしてるなあ」「あ、今自分のことネガティブに考えているなあ」他人事のように眺めてそのまま置いておく。慣れると、いろんなこと考えては消えていくのがわかると思うわ。

 

 

 

どんなに上手くいっているように見える人でも、いつも、何においても上手くいっている人なんていないのよ。羨む人は、その人の上手くいっている部分しか見てないだけ。自分の上手くいっている部分を見ないだけ。

 

 

 

いきなり初対面から「何かを否定する話」で始める人は要注意

 

 

 

一番多くの人に好かれる方法は、「多くの人に好かれようとしないこと」よ。自分の信念に基づいて、ぶれない人が多くの支持を集めるの。うっかり逆をやりがち。

 

 

 

自分は変えられるけど、他人は変えられない。これは確かに事実よ。

 

 

 

自分の死について考えることは普段からしておいたほうがいいと思うの。死に際に想うとき、全てのことはどうでもよくなって、ただ「良く生きたなあ」とだけ思えれば満足でしょう。全てのことは「良く生きる」それだけにつながればいいのよ。

 

 

 

自由というのは、しがらみがあるからこそ生き生きと感じられるものよ。何も束縛するもののない状態は、むしろ試練だと思う。束の間の間だけ自由を楽しみ、「嫌だ嫌だ」といいながらしがらみの中に帰っていくのが、一番幸せ。

 

 

 

ほとんどの悩みは後で笑い話になるのよ やりたい仕事をやるっていうのは素敵なことだけど、それだけを求めてはいけないわ。なぜなら、仕事というのは基本は「求められていることをやる」ものだから。「これならやっていけそう」なら多少退屈でもやりがいが少なくてもいい職場よ。

 

 

 

自分に個性がある以上、相手は

1.好いてくれる人 

2.嫌う人

3.無関心な人 のどれかに属するわ。

嫌われても2に属する人が増えただけよ。目の前の人に拘るから辛いだけで、既に1の人もいるから、そっちを大事にしましょう。

 

 

 

悩んでいるってことは、頑張ってるってことなのよね

 

 



「時は金なり」っていうけれど、時のほうが貴重よ

 

 

 

「手放す」ということは、「自分の心の管理する領域を小さくする」ってことよ。

中略

だから手放すとストレスが減る。

 

 

 

充実なんかしなくても、生きていけるわよ。「充実した」と言える時間があればラッキー。それぐらいでいいの。

 

 

 

過去のことを思い出すなら、良い思い出だけにすればいいわ。時間は限られているのだから、わざわざ嫌なことを思い出すのはもったいない。嫌なことを思い出しそうになったら、直ぐに良い思い出を取り出しましょう。

 

 

 

何かを大きく変えようとするとき、最初はたいてい結果がマイナスになるのね

 

 

 

世の中には決して相容れない人というのがいるわ 他人の意見は基本的外れ。でも沢山の考え方を知れば、アナタにとって楽に生きられる考え方もある。

 

 



人生で一番難しいのは、さじ加減よ。

中略

さじ加減の教科書はなく、アタクシたちは自分自身で探さなきゃいけない。でもそこに人生の味がある。

 

 

 

人は理屈じゃなく感情で動くわ。正論でも嫌いな人のためには動かないし、理不尽でも好きな人のためには動いてしまう。

 

 

 

どんな立派な人間でも、生涯を通じて立派ってわけじゃない

 

 

 

「この先自分はどうなるんだろう」って不安は、自分だけじゃなくてみんな抱えてるものよ。人間の根源的な不安みたいなもの。だからなんとかなるじゃないかしらねえ。不安になってもならなくても、結果はかわらないしねえ。

 

 

 

どんな人にもいいところはあるもので、嫌いな人でもいいところを一つは見つけるようにするの。人を嫌うという行為自体がストレスになるから、人を嫌わない練習には意味があるのよ。

 

 

 

ガマンしない方法は「目的までの過程」にしないことよ。ガマンしていること自体を楽しんで。

 

 



嫌なことがあったときは、視点を遠くに持って行くといいわ。

中略

5年後の自分を想像してみましょ。多分どうでもよくなっているか、あったことすら忘れているはず。

 

 

 

人生の選択肢で悩みに悩んだらこう考えましょう。「どっちでもいい」と。

中略

明白に片方の選択肢がよかったら悩まないはずよ。 人生には成功も失敗もないわ。ただ瞬間を重ねていくだけ。

 

 

 

「損したくない」という考えをすてましょうね。全ての物事はつながっていて、いずれはプラスに出来るもの。でも「損したくない」と思いすぎるとマイナスの時点で物事を区切って考える癖がつく。余計「損している」という思いが強くなる。「損したくない」という気持ちが損なのよ。

 

 

 

先が見えないときは、その日1日がんばって楽しんでくつろぐことよ。明日は明日の風が吹く。これはいつだって同じなの。

 

 

 

いろいろ考えたら、不安も悩みもきりがないわ。堂々巡りの小道に迷い込んだら、「だけど、今は問題ない」とつぶやいて打ち切りましょう。確定されたこと以外、準備はいらないのよ。

 

 

 

愛されるためには、「誰からも愛されなくていい」と思うほうがいいのよ

 

 

 

自分の選択が正解か不正解かなんてことはないの。肯定できるかどうかだけ。そして、他人には、肯定も否定もできないのよ。アナタが肯定しなくて誰が肯定するのよ。

 

 

 

思い通りに行かないって素敵なことよ。思い通りに行かないから、願いや希望を持てる。自分とは何かが感じられる。もし、何もかも思い通りになったら、生きている実感がなくなっちゃう。現実が夢やお話と変わりなくなるもの。

 

 

 

体力や若々しさにはピークがあるけど、経験値は増えていく一方よ

 

 

 

生きる意味って、実は最初からないのよ。生まれて死んでいくというだけのこと。でも、生きている以上は、生きている時間を充実したものにしたいじゃない?それだけのことなのよ。言い方を変えれば、生きること自体に意味があるともいえるわね。生きることに何か意味を見出すのではなくて、生きることが意味なの。今はわからないだけで、坦々と繰り返す毎日が、いかに素晴らしいものかわかる日が来ると思うのよ。

 

 

 

慣れきったことをすると時間はあっという間にすぎていくわ。でも、新しいことに取り組むと時間は長く感じる。行きの道は知らないから長く感じるけど、帰りは短く感じるわよね。これを応用して、人生を長く味わいたいのなら、色々新しいことを定期的に交ぜてみるといいんじゃないかしら。

 

 

 

人の心にもお天気がある。今日は今日のお天気。明日は明日のお天気。

 

 

 

人生にゴールはないわ。ただ始まって、いつか終わるだけ。どうせゴールがないのなら、あわてる必要も駆け抜ける必要もないと思うの。周りの景色を見ながら、鳥のさえずりや、道端の花、爽やかな風を感じながら、進むことを味わって生きていけばいいと思う。

 

 

 

 

 

 

「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」こちら

 

 

 

それでは・・・・。

筋トレも読書もダイエットも ウソみたいに続けられる ◆ 「小さな習慣」



著者はホワイト・ダヴ・ブックスによって2012年の“自己啓発ブログ第1位”に選ばれたというスティーヴン・ガイズさんという方。

 

 

この本は使えます。

 

 

失敗すらできない、バカバカしいほど小さな習慣(例えば腕立て伏せ“1回”とか)を手に入れれば大きな成果が手に入るって内容。

 

目標を大きくすると変化を好まない脳は抵抗する。モチベーションが高いときはできても、所詮、モチベーションは気分なので続くわけはないと・・・。

 

脳を騙して行動をとれば、モチベーションは後からついてくるのだと著者は言います。

 

 

これは自身の経験上も間違いないかと思います(笑)。

 

 

そして、やる気になったことで予定以上をことをこなせるようになります。

 

ここで注意点、あくまで多くこなせたことは“オマケ”。調子にのって目標を上げると、それがプレッシャーになって習慣化に失敗するとのこと(思い当たるふしが・・・)。

 

なるほど~。このアドバイスは秀逸です。

 

 

沢山学べた1冊なのでした。

 

 

ほんでもって備忘録。

 



大きな目標も行動が伴わなければ意味がない

 

 

 

人は常に自分の管理能力を過大評価している

 

 

何かを少しだけでもするほうが、何もしないよりずっと価値が大きい

 

 

 

毎日すこしずつするほうが、1日にたくさんするより大きな変化をもたらす

 

 

 

小さな習慣という考え方は人生哲学でもあり、何をするにもいちばん大事なのは最初の一歩

 

 

 

人生は計画どおりに進むことなどなく、ストレスを感じずに世の中を渡っていくのは不可能です

 

 

 

疲れすぎて決断できないときには、いつもしていることをただ繰り返す傾向がある

 

 

 

生活はそう簡単には変えられない

 

 

 

習慣はすぐに身につかないと同時に、すぐに消えてしまうものでもありません

 



私たちの脳が習慣的な行動を好むのは、それがすでに知っている道で、褒美として何を得られるかがわかっているからです。それに対して、新しい行動は何が現れるかわからない危険だれけの道のようなものでまだ神経経路もできていません。
つまり、新しい行動をには安全な道がまだ整っていないため、いつもしている行動を選びたい気持ちを何とか振り切って進まなければなりません。

 

 

 

潜在意識は脳の効率が大好物。

中略

最初から何も考えずに自動的に行動するほうがはるかにエネルギーの節約になります。

 

 

 

人間の脳は、ゆっくりとした変化だけを受け入れることで安定を保ちます

 

 

 

大脳基底核

特定のパターンを認識し、それを繰り返すしか能がありません。

中略

大脳基底核は人間だけが持てる高レベルの目標を認識できず、それに気づくこともありません。それでも、同じことを繰り返し、エネルギーを効率的に使うのは得意です。

 

 

 

前頭前野

何かをしたときの結果や長期的な利益を理解できる脳の司令塔。

中略

頭前野には簡単にエネルギーを使い果たしてしまうという弱みがあります。

 

 

 

モチベーションが信頼できないのは、それが感情に基づいたものだからです

 

 

 

モチベーションと使う方法がうまくいくのは、エネルギーがありあまっているとき、健康的な考え方をしているとき、ほかに大きな誘惑がないときにかぎります

 

 

 

自己啓発本の著者たちは、生活を変えるための行動を起こすにはモチベーションを上げるしかない、とオウムのように繰り返してきました。

中略

行動するのにモチベーションが必要だと信じることほど、危険な習慣はありません。モチベーションを上げたいと思う事自体は問題ではないのですが、それがないと何もできないと考えるのは問題です。この考え方の行き着く先は、怠け癖のサイクルでしかありません。

中略

感情と行動がつねに一致していなければならないというルールはありません。それは、がんじがらめで不満だらけのライススタイルをつくりだすだけです。

 

 

 

何かを始めるときに感じる興奮は、最初は私たちの頼もしい味方です。ところが、興奮が薄れると手強い敵に変わり、何かが間違っているのでは、と感じさせるようになります。しかし、このリスクを思い切り引き下げる方法はあります。最初からモチベーションと感情に頼らなければいいのです。

 

 

 

気持ちの高まりは、行動開始の合図ではなく、あくまでボーナスとみなしておきましょう。

中略

しばらく時間が経って熱意に欠けてくるのは、頭の中でその行動をコントロールするのが、自動的な反応をつかさどる大脳基底核に変わりつつある好ましい兆し・・・。

 

 

 

先に行動をとると、モチベーションがすぐにあとから追いかけてきます

 



小さな習慣はほとんど努力を必要としません

 

 

 

目標を小さく設定することが困難の感じ方を小さくするいちばんの方法です

 

 

 

物理の法則と同じで、自分を動かすのがいちばんたいへんなのは、動き始める前の段階です。いったん動きに入ってしまえば、勢いがついて何もかもが楽になります。

 

 

 

小さな習慣は、自分を信じるためのトレーニン

 

 

 

自己肯定感とは、自分には結果を引き出す能力があると信じること

 

 

 

選んだ習慣を“バカバカしいほど小さく”する

 

 

 

目標設定するときに陥りがちな間違いは、自分のモチベーションやエネルギーレベルがどれほど変わりやすいかを考えにいれないことです

 

 

 

小さすぎて失敗するはずがない行動を毎日繰り返す

 

 

 

大きすぎる課題を自分に強いてしまうと、ゆっくりとした変化しか受け入れられない脳が抵抗します

 

 

 

食事にはエネルギーを回復させる報酬としての価値があると証明されています

 

 

 

ケーキは感覚への(一次的な)報酬

中略

運動が与えるのは・・・高度な思考レベルの抽象的な(二次的な)報酬

中略

二次的な報酬は脳の中に“根付く”までに時間がかかります。

 

 

 

感覚への(一次的な)報酬は、それを経験している間だけしか効果が持続しません。しかし、自分がたくましい体型になったこと、あるいは何かポジティブな習慣を98日間続けられたという満足感は、ずっと消えずに残ります。

 



あとでもっと大きな褒美を得られると思うと、目先の小さな報酬に飛びつきたい誘惑を克服できる場合が多い

 

 

 

血糖値を上げると自我消耗を克服できると結論づけました。

中略

意志の力を回復させるのは糖分という報酬なのではないかと考えました。(ロイ・バウマイスター教授)

 

 

 

習慣づくりの道のりであなたに必要となるのは、次の3つです。

・意志の力を強化する。

・つねに進歩が見られる。

・意志の力を消耗させない。

 

 

 

簡単な課題を繰り返し自分に強いているうちに、意志の力が強くなっていきます

 

 

 

小さな習慣を始めたとたんに、モチベーションがぐっと上がるのを感じます。しかし、行動を始める前からその状態になることはめったにありません。小さな習慣はモチベーションを否定するのではなく、モチベーションを生み出すのです。私は10年間、先にモチベーションを上げる方法をあれこれ試しては失敗してきました。だから、私にとってモチベーションは失敗のイメージが強く、少しばかり腹立たしく思っています。

 

 

 

いったん始めると、もっとやりたくなってきます

 

 

 

人生の最強のツールとなるのは継続する力です

 

 

 

習慣になる兆し ・抵抗がなくなる

・一体感

・無意識の行動

・不安がなくなる

・日常化

・退屈に感じる

 

 

 

小さな習慣をごまかす方法はいくつかあります。まず、最もよくあるのは。「一日に腕立て伏せ1回」などの小さな習慣を選んでおきながら、こっそりもっと多くの回数を自分に求めることです。これだけは絶対にしないように、本当に注意してください。

 

 

 

小さな習慣は脳をごまかすためのシンプルなトリックなのですが、始まりを重視しモチベーションよりも行動を先行させ、小さなステップを積み重ねることが大きな前進につながると信じる人生哲学でもあります

 

 

 

自分が進歩しているとわかると興奮するかもしれませんが、その興奮状態が行動をとるときの基準にならないようにしましょう。プロセスにおくべき信頼がモチベーションや感情に移ってしまうことが、他の多くの方法の失敗の原因なのです。

 

 

 

感じる抵抗が最小限になるまで、やるべき課題をどんどん小さくして脳に示しましょう

 

 

 

どんなに大きなプロジェクトも、小さなステップで構成されています。

中略

小さなステップを使うと、自分の脳をうまくコントロールできます。

 

 

 

大きな進歩を遂げたくて仕方がないというときは、そのエネルギーを小さな目標をこなしたあとの“おまけ”に使ってください。大きな目標は紙の上ではすばらしく見えますが、重要なのは行動だけです、目を見張るような目標を揚げて、あとで失敗してばつの悪い思いをする大勢の仲間入りをする代わりに、ばつの悪い目標を揚げて圧倒的な成果を上げる人になってください。

 

 

 

いい本に出合えました。

 

 

 

 

それでは・・・・。

ストレスを減らすたった一つの方法 それは「手放す」こと ◆ 「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」



ゲイで精神科医でコラムニストのTommyなるかたの著作です。

 

オネイ言葉は読みにくいですが、なかなかどうして名言揃い。

 

 

この手の本は、著名な人が書いたものであっても(著名な人だからかも)、どこかで聞いたことがあるような“手垢”がついた文言が多いような・・・。

 

 

でもTommyさんの言葉は違います。

 

 

新しく、しかも核心をついています。“本音”とはこういうものなんでしょうね~。

 

 

いやいや、読んでよかった(笑)。

 

 

しばらく彼(彼女?)の本からは目が離せません。

 

 

ほんでもって備忘録。

 



ストレスを減らすたった一つの方法。それは「手放す」ことよ。

 

 

 

先のことは、まだ何も決まってないわけで、不安に思おうと思ったらいくらでも不安になれるわ。でも振り返ってご覧なさい?なるようになって今まで生きてきたわけでしょう。これからもなるようになるから大丈夫よ。

 

 

 

精神的に調子が悪くなると、今まで気にならなかったものが気になってくるわ

 

 

 

怒りっていうのは、「相手が期待通りじゃなかった」ときに出てくるのよね。だから、期待しなければ怒らないで済む。

 

 

 

世の中は、様々の立場、考え、価値観が絡み合ってできているわ。それが生き物のように時間とともに変化している。

 



相手との関係性がギクシャクしてきたら、「相手に何かを求め始めていないか」確認してみて

 

 

 

1.ほとんどのことは何とでもなる

2.何ともならないときは人生の転換期。新しいことを始めてみればいい。

 

 

 

疲れているときって、生きる意味を考えすぎなのよ。もっと考えすぎず、主観的に生きればいいの。

 

 

 

なんでもかんでも素の自分を出せばいいわけじゃないわ。素の自分のいいとろだけ出しましょう。全てをわかってもらおうと、自分のネガティブな部分を見せると、「見せてもいいんだ」となってネガティブな部分がエスカレートするのよ。これが恐ろしいところ。

 



不安になるぐらいなら、将来のことなんて考えなくていいわ。今をよりよいものにしていこうとすれば、将来だって自ずとよくなるから。ワンコやニャンコは幸せそうだけど、きっと将来のことは考えてないもの(多分)。「将来のことを考える」一見いい言葉に見えるけど惑わされないで。

 

 

 

嫌なことを思い出しそうになったら、好きなことを考える。幸い一日の時間は限られていて、好きなことを考えていれば、一日は終わるわ。

 

 

 

アナタが悪いとは限らない

たいていの場合、相手にとってアナタが都合の悪い存在だから否定する

 

 

 

感情や執着を追いかけない練習

ぼーっとして、自分の気持ちを眺める。「あ、今もやもやしてるなあ」「あ、今自分のことネガティブに考えてるなあ」他人事のように眺めてそのまま置いておく。慣れると、いろんなこと考えては消えていくのがわかると思うわ。

 



世の中にあるのは、自分の人生だけなのよ。他人の人生は生きられないし、その全容だってわからない。極端にいえば幻みたいなもの。それなのに、他人の人生と自分の人生を比較するなんてナンセンスオブナンセンスよ

 

 

 

 理由もないけどウマが合わない人

ウマが合わないことを認めるのも相手を尊重してるのよ

 

 

 

他人の言い方に多少ムッとしても流しましょうね。不器用な言い方しかできない人もいるの。ムッとするたびに、余裕貯金が減ってしまうから、無駄にムッとしないのも大切。

 

 

 

「行動を変えれば、それに伴って感情も変わります。だから感情を変えたければ、行動を変えればいいんですよ」

 

 

 

結果的にとんでもない人と長く過ごしちゃうこともあるわよね。でも、時間を無駄にしたと思うなかれ。そのときはいい人だと思ったんだし、楽しい時間もあったはずよ。そして最後に人生勉強させてもらったと思えばいいわ。人生に一片の無駄なし!

 

 

 

人は苦労を見せないものよ。他人の苦労は見えないものよ。笑ったり、泣いたり、バウムクーヘンのように積み重なるのが人生。でも、それが美味しいの。

 

 

 

人間関係ってずっと続く方がむしろ珍しいのよね。

中略

ちょっと疎遠になったぐらいで気にしなくていいわ。

 

 

 

現在、未来を優先したら過去のことまで気が回らないと思うの。

中略

過去が忘れられないときは順序を取り間違えてるのよ。

 



普段からやっておくといいのは、「体調が悪い時は物事を考えない」ことよ。体調が悪いときに頭を使うと、どうしてもネガティブに考えちゃう。でもそれは本当のアナタの判断じゃないから、「嫌な気持ちになった損」なのよね。

 

 

 

自分の生きる世界と他人が生きる世界は違うのよ。でも同じ空間にいるから、ついつい同じ土俵にいると思ってしまう。それは大きな勘違い。

 

 

 

夢には叶うタイミングがあるわ。だから無理に追い続ける必要もないし、あきらめる必要もない。

 

 

 

人間って上手く行ったことって忘れちゃうのよね。上手く行かなかったことだけ頭に残る。だから意識してないとネガティブになって当たり前なのよ。

 

 

 

自分の内面に目を向けすぎると、精神的に不安定になるわ

 

 

 

人間関係って実は改善しなくてもいいの。お互い好きなら喧嘩しても仲直りするし、お互い嫌いなら喧嘩しなくても仲が悪い。お互いの好意なんて、最初からある程度きまっちゃってるのよね。大事なことは無礼を働かないこと。後は成り行きでいい。

 



幸せになりたいのなら、「どう思われたいか」は一切考えずに、「何をしたいか」を考えるといいわ。アナタが「どう思われるか」は周りが決めること・・・。

 

 

 

希望と期待は違うのよ、希望は願いを持つこと。期待は、自分の理想を押し付けること。

 

 

 

幸せは、贅沢や旅行が作るんじゃないのよね。笑顔が作るのよ。

 

 

 

「真実を知りたい」って気持ちは分かるけど、「真実を知ってどうするのか」ってことも忘れちゃいけないのよ。労力ばかり使って誰も得しないようなことは、別に知らなくたっていいじゃない。過去とか本音とかね。

 

 

 

あるときは不安に思うのに、元気になると気にならない。あるときは憎むのに、あるときは愛おしい。不安も愛情も、心に起きる全てのことには実態がないのよ。だからふりまわされる必要はないの、ある時は晴れ、ある時は曇り、ある時は雪が降り、ある時は雷が光る。心も自然の移り変わりと同じ。

 

 

 

自己肯定感

極端に言えば、自分と世界だけがあって、プレイヤーは自分。肯定するも何も、アナタが主役なの。

 

 

 

辛い時って、「辛いことを思い出して辛くなる」のではなく、「辛い気分になってるから、辛いことを思い出す」のよ

 

 

 

何でも「善い悪い」の価値観で考えなくていいのよ。

中略

たいていは善いも悪いもなく、相性が悪かったとか、タイミングが悪かったとか、なんとなくとかなのよ。

 



オドオドしていると人は何か言いたくなるわ。

中略

多少自信がなくても堂々としえると、同じことをやっても評価は上がります。

 

 

 

誰だって、いつかはこの世からいなくなるわ。だから、人生の目的なんてないのよ。

 

 

 

転んだ時に、「痛い、ツイてない」と思うこともあるでしょう。でもね、「これぐらいで済んでよかった」と思うこともできるのよ。

 

 

 

日常の幸福度をあげることは実はわりと簡単で、側にいて気分の悪い人から離れ、側にいて気分のいい人の近くにいることなの。

 

 

 

答えの出ないもの、出さなくていいものは考えなくていいのよ。

 

 

 

誰かに嫌われるのは、「誰かにとって意味がある」から。

中略

だから嫌われたら「自分は相手にとって意味があるんだ」とだけ思えばいいのよ。

 

 

 

言葉にすることで、モヤモヤしているものの輪郭がはっきりするから楽になる。だからすぐに話せる相手がいなかったら、悩みをノートに書くというのもいい方法なのよ。

 

 

 

解決しない問題ってあるわよね。でも解決しないなら、そのまま置いておけばいいと思う。

 

 

 

忘れる力

今まであった辛いことも、過ぎれば忘れていける。だからきっと今回もなんとかなるわよ。

 

 

 

人は悩むと、世界の見え方が変わるわ。問いかけもするし、何かを変えようとするし、解決を求めて調べようとする。今まで見えてなかったもの見ようとする。言い方を変えれば、悩みは人生を豊かにするの。

 

 

 

後悔してもいい

人生をよく考えているから後悔もするわけで、アナタが生きることを大切にしている証拠でもある・・・

 

 

 

精神科医の多くは感情の動きを「現象」って捉えてるわ。

中略

例えば相手が自分に怒っていても、「うわあ、どうしよう」ではなくて、「なぜ相手は怒りという感情を見せてくるのかな」と考えるのよ。この視点はストレスの軽減にもなるわ。

 

 

 

ある点で「なんだかな」と思う人がいたら、他にも微妙な点が隠れていることが多いわ

 



強くなる方法はね、こだわりを減らすことよ。あれにこれも捨てられない人は弱点を沢山もってるようなものよ。

中略

シンプルな構造の物ほど強度は高い。心も同じなの。

 

 

 

全ての真実を知る術はないのよ。だから学問以外追いかけすぎてはいけないの。きりがないし、そこに何かがあるとは限らない。わけのわからないものは、わけがわからないというのが実態かもしれないし。特に人の心はね。

 

 

 

何をやっても感情が落ち着かないとき、最後は時間が癒してくれるわ。でも、ご心配なく。この助っ人は半端なく強力だから。

 

 

 

不愉快な人のことを考えても、何もいいことがないわ。ステキな人のことだけ考えるよう意識しましょう。

 

 

 

今ある自分にまつわるものは、全て借り物なの。自分の立場も、お金も、物も全部最後はお返ししなきゃいけない。それどころか、今の時代に生きていることも、人間であることも、地球上にいることすら全部お返し。細かいことに執着しても仕方ないわ。今をどう生きるか、大切なのはそれだけなの。

 

 

 

感情の波というのは、ゴムを一本張ったようなものなのよ。大きく上にはじけば、反動で下にも大きく振れる。

 



いろいろ比較して辛いときは、道端の雑草を見るといいわ。

 

 

 

不満っていうのはね、生き方のスタンスなのよ。問題なんていくらでも見つけられるから、スタンスが変わらない限り不満は消えない。だから不満そのものを解消しようとしても上手く行かないの。「楽しめるものを楽しもう」とするのが一番なの。

 

 

 

大人になって悩みが増えていくのは、目の前のことに集中しなくなるからなのよ。

中略

目の前の景色とか、食事とか、おしゃべりとか、子供みたいに集中すると楽になるわよ。

 

 

 

我慢する力とは、「我慢しないで済む思考を身につける力」「我慢しないで済む環境を作る力」なの

 

 

 

生きるってもともとおかしなことよ。生まれる前も死んだ後もわからない。

中略

深く考えれば考えるほど、おかしなこと。でも、考えすぎた人って大体大変な目にあってるしきっと、考えすぎるなってことよ!

 

 

 

友達は少なくてもいいし、いなくてもいいわ。友達に何でも話せなくていいわ。友達をどう作るかはアナタの自由で、居心地よく生きられるのならそれでいい。

 



今自分のやっていること自体を楽しむ。人生を豊かにするコツはここにあるの。今やっていることを「手段」にしちゃダメ。手段は味気なくて退屈なものだから。旅なら移動するところから旅。目的地への手段にすると、ちゃんと着くか、どうやって時間をつぶすかばかり考えて何も楽しめない。

 

 

 

「これさえ上手く行けば」と執着する考えが不安や不満を生むわ。「なるようになるさ」と自分に言い聞かせるだけでもちょっと楽になる。そこに理屈はいらないわ。言い聞かせるだけでいいの。

 

 

 

人生は生きる実践の場所なのよ。ただ頭に考えを張り巡らせるだけの場所じゃない。悩むなら、不安に思うなら、後悔するなら、良かれと思うことを次々を実践していけばいいわ。実践していけば、頭の中の余計な考えは減っていく。それに、考えだけを巡らすほど人生は長くないの。

 

 

 

人間関係の悩みは多いわね。しかし、究極的には「他人の存在は存在しない」のよ。自分が存在することはわかるけど、他人の存在は自分の脳が認識しているだけ。人間関係の悩みというのは、ある意味自分との戦いなのよね。人間関係が辛いのなら、相手の存在の認識を薄くすればいいの。

 

 

 

不満は抱き損なのよ。だって不満抱いても現状は変わらないじゃない?

 

 

 

人生にゴールがあると思うのは間違いよ。ひたすら今という点が境目なくつながっていくのが人生。ありもしないゴールにしばられて、ありもしないゴールを比較して、勝手に焦って、勝手に追い込んじゃダメよ。

 

 

 

常に「今人生の一部をこの事に費やしてる」という認識を持ちましょう。お金と違って時間は増やせず、一定のスピードで必ず消費するものだから。ボーッとしていても、遊んでいても、仕事していてもいいのよ。アナタが人生の一部をそれに費やす価値があると思うのなら。

 

 

 

自分の心に嘘をついてはいけないわ。これは綺麗ごとじゃなくて、少なくとも自分だけは自分の味方だから。でも、自分に嘘をつく癖ができると、自分すら味方にできなくなるから。アナタの心はアナタだけのもので、何を思っても、何を感じても、何も恥じることはないわ。

 

 

 

ぶっちゃけ夜眠れてご飯がおいしかったら何とかなるわ

 

 

 

多少のストレスは漬物石みたいなもの、これがないといい感じに人間が熟成されない。かといって重すぎると樽がこわれちゃう。ストレスは無くすんじゃなくて、ほどよい塩梅に重さを調整するのがいいの。

 

 

 

いつもよりピックアップが増えました。

 

 

学びの多い1冊です。

 

 

 

 

それでは・・・・。

科学的根拠に基づいた健康法 ◆ 「パレオダイエットの教科書」



著者は“年間5000本の論文を読む”という鈴木祐さん。

 

 

「いつ仕事を失うかもしれず、福祉システムもあてにならない今日では、自分の肉体こそが最高の資産」 ということで、筆者が“一生モノの健康法”として勧めるのが“パレオダイエット”。

 

 

「カロリーは足りているのに食欲が止まらず、長生きするようになったのに健康状態は悪くなり、たくさん食べ物が手に入るのに栄養は足りず、娯楽にあふれているのに毎日が楽しくない・・・」 そんな矛盾を解決するのがこのダイエット法らしいです。

 

 

ただ単に、体重を減らすということではなく、“健康”にスポットを当てた素晴らしい本です。  

 

 

学びの多い1冊でした。

 

 

ほんでもって備忘録です。

 



2016年コペンハーゲン大学の実験

食欲を減らすホルモン(GLP-1とPYY)が体内に増えるまでは、およそ1年かかった・・・。

中略

新しい体重に体が「適応」するまでに1年は必要なことを示している。

 

 

 

加工食品には、現代科学の最先端がつめ込まれています。

中略

消費者のセットポイントを狂わせ、中毒性を高めるためのしかけが施されているのです。 ※セットポイント・・・体重をキープするしくみ

 

 

 

「われわれの大脳辺縁系は、糖分、脂肪分、塩分(自然界では貴重なエネルギー源だ)に目がない。なら、これらが入った製品をつくればいい」お菓子の製造で有名なクラフトフーズ

 

 

 

加工食品によって脳が暴走したせいで、カロリーを取り過ぎてしまうから太る

 

 

 

食品選び

原材料がどんな形をしていたのか分からない商品はさける

 

 



プチ断食こそが自然本来の姿

中略

21時から翌13時までの16時間は、カロリーがあるものはいっさい口にしないのがポイント。

 

 

 

もし100歳のお婆ちゃんが若いころに食べていた様子が想像できないなら、それはパレオダイエットではNG食品

 

 

 

プチ断食

最初の1週間を乗り越えるコツは、とにかく活動的に動き回ること。お腹がすいた状態で静かにしていると、脳がパニックを起こして空腹感が増してしまいます。

 

 



パレオダイエットは狩猟採集民に学ぶ健康法。「でも、狩猟採集民の寿命って短いのでは?」という問いが浮かびます。

 

平均寿命は45歳。ワクチンなどが使えないため、15歳までに45%が感染症のため死ぬのだとか。それを除くと78歳。

 

それでも先進国より短いのですが、延命措置がないので、死の食前までピンピンしているケースが多いらしいです。

 

 

う~ん、説得力があります。

 

 

 

それでは・・・・。

 

義務ではなく権利 ◆ 「みんなで筋肉体操語録」



ここ数年話題のNHKみんなで筋肉体操」からの名言集です。

 

著者である谷本道哉さんも、筋トレのみならず日常生活にも応用が利く言葉をピックされていますので、なかなか刺さります。

 

筋トレに興味がないかたでも、学びが多い1冊なのではないでしょうか?

 

 

ほんでもって備忘録です。

 



残り5秒を「あと5秒で終われる」ととらえると、早く終わりたい“後ろ向き”の気持ちになります。「あと5秒しかできない」ととらえれば、最後まで全力を出し切りたい“前向き”の気持ちになります。

 

 

 

「あと5秒で終われる」と思う人は、メニューをこなすこと自体が目的になってしまっているのかもしれません。

中略

筋トレの目的は「メニューをこなすこと」ではありません。「筋肉を大きく発達させること」が目的です。メニューをこなすことは、目的のための手段。それ自体は、目的ではありません。

 

 

 

腕立て伏せなどの自重筋トレでは、たくさん回数をこなすことを目標にしてしまいがちです。回数を求めてしまうと、動きにいろいろなごまかしが入ります。

中略

効果の高くない方法で回数だけこなしても、それは「できているつもり」なだけです。

 

 

 

終わった!と思ったところからの「最後の1回」。これができるかどうかで差が出ます。

 

 

 

人間の脳は「達成の目途がついたところで達成感を得てしまう」。そんな回路があるといいます。

 

 

 

論語の有名な一節に、「これを知る者はこれを好むにしかず。これを好む者はこれを楽しむ者にしかず」というものがあります。「あることを理解している人は、それを好きな人にはかなわない。あることを好きな人は、それを楽しんでいる人にはかなわない」という意味です。

 

 

 

「最後の1回は、全身全霊の限界を振り絞った一発。最後の一発はその前の1000回に勝るとも劣らない価値がある」伝説のボディビルダー マッスル北村

 

 

 



量を追求し始めると、量をこなすために、どこかで手を抜いて質を下げてしまうこともあります

 

 

 

「どれだけやったか、ではなく何ができたか」です。

中略

「量」は、成果を得るための手段の一要素です。手段のはずなのに、それ自体が目的になったり、評価の基準になったりするのはちょっとおかしいですよね。

 

 

 

オールアウト

「追い込まなければ効果を上げられない」と強迫観念にとらわれるのではなく、筋トレ効果を高める追い込みを、「しても良い」ととらえてください。しかも、思う存分にやっても良いのです。そしてめいっぱい効果を得ちゃっても良いのです。そう考えてください。

 

 

 



仕事でも、勉強でも、運動でも、やらなければならない義務だと思うと、重荷になります。そうではなく、やっても良い権利として考えれば、どれも自発的に楽しく取り組めます。

 

 

 

「明日やろう」の「明日」は永遠にやってきません。また、やらない人ほど、「できない理由」を探すのが上手だったりします。

中略

迷っている間に始めてしまいましょう。

 

 

 

筋トレをしっかりして、食事を変えれば、体つきは確実に変わります。そして体が変われば気持ちも変わります。気持ちが変われば、顔つきだって変わりますよ。

 

 

 

筋トレで、重さや回数を求めることはもちろん大事です。でも、あくまでもそれは手段であって、目的ではありません。目的は、筋肉を発達させる強い刺激を与えることです。

 

 

 

筋肉や骨は、新陳代謝が速く、高い回復能力があります。一方、関節は血流がほとんどないため代謝が遅く、多少の損傷は回復するものの、基本的に酷使すれば消耗し続けていくものです。今は大丈夫でも、後からくるんです。

 

 

 

ベンチプレスの場合、手幅を肩幅強ぐらいにしてうんと狭く、ブリッジせずに背中をベタづけで行うと、使用重量は3割程落ちますが、ガッツリ筋肉に刺激がきます。少し回数を多めにすれば、半分の重さでも、大胸筋が張り裂けるような刺激を与えられます。

 

 

 

僕は週5回筋トレをしていますが、1回の筋トレ時間を20分と決めています。タイマーを20分にセットして、「あと20分しかできません!」という状態から始めるんです。

 

 

 

健全な魂は健全な肉体に宿るもの。体が引き締まった状態のほうが、気持ちも引き締まるのでは・・・。

 

 

 



3か月もすれば

人の考え方は変わる 

世の中も変わる

 

 

 

「ぶれている」?

主張がまったく変わらないほうが、成長できていないとも言えます。時間が経っていろいろな経験をして、新しいことを学んでいけば、人も考えも変わるものです。社会情勢の変化に対応する必要もあります。

 

 

 

筋トレに限らず、どんなこともできるのは当たり前のことではありません。健康で、どこにも痛みがなく、今日も自分の体を磨く筋トレができることは、とても幸せなことです。

中略 「やらなきゃ」、ではなく「できるんだ」「ありがたいんだ」でいろいろなことにに取り組んでください。

 

 

 

たいへん説得力のある1冊でした。

 

筋トレに興味がない方にもおススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

ダイエット本というより名言集 ◆ 「痩せない豚は幻想を捨てろ」



著者は“テキーラ村上”なる人物。

 

ダイエットやボディメイクをテーマにブログやツイッターで人気なのだとか。

 

ほんでもって、今ではプロテインや健康食品メーカーの監修もまかせれているらしいです。

 

 

 

ダイエットは心構えがすべてなのだと・・・。てことで、小手先のテクニックではなく“自己啓発”に近い言葉がちらほら。

 

 

いつものように備忘録です。

 

 



ダイエットは、考え方で成否が80%決まる

 

 

 

結果を出す人間は、自分の体験だけを糧として目標に突き進む。そしてその経験は、試行錯誤からしか生まれない。

 

 

 

本当の自信とは「自分が理想のためにどれだけの努力、または行動をしたか、その量」である

 

 

 

本当の意味で「自信を持つ」という事は、すなわち「自分の行動を評価する」ということに他ならない

 

 

 

停滞期でも、多くの場合脂肪は減っている。

中略

水分が停滞する事によって体重が落ちなくなる、つまり停滞期の原因は脂肪ではなく、水なのである。ここで、水を十分な量飲む。すると停滞期脱出のトリガーになることがある。

 

 


常に行動を起こせる人はそもそもmustで考えていない。wantなのである。

中略

誰かにやらされているのではない。自分で勝手にやりたいと決めたのである。

 

 

 

筋トレ

初心者の多くは、全身を使ってダンベルを振り回すからすぐに疲れる。しかもうまく効いてるか分からないから「息切れする=効いている」事だと勘違いし、それでなんとなく満足してしまう。

 

 

 

「ダイエットの現場に綺麗事は通用しない」

 

 

 

人生訓の本としておススメです。

 

 

 

それでは・・・・。

 

心が軽くなる100の習慣 ◆ 「ストレスゼロの生き方」



「筋トレが最強のソリューションである」をはじめ多数の本を出されているTestosteroneさんの自己啓発本

 

今までの著作も、筋トレを謳いながら内容は“生き方”を説いていました。

 

今回は全編“人生訓”。

 

刺さる言葉が多かったです。

 

 

ほんでもって備忘録。

 



考え方なんてのは自分の人生をより良く、生きやすくするためのもんだから、自分にあったものをチョイスしていけばいい

 

 

 

心配とは存在しない敵を脳内で創り出し、その敵に己の時間を奪う権限と、多大な心理的ダメージを与える権限を与える愚かな行為だ

 

 

 

「私は私のベストを尽くす、それで他人に嫌われるのなる仕方ない」

中略

人畜無害で可愛らしい赤ちゃんですら嫌いな人がいるのだからお手上げだ。

 

 

 

頼みごとを断ることは失礼なことでもなんでもない。むしろ、失礼なのは断りたくなるような頼みごとをしてくる連中のほうだ

 

 

 

他人に期待するということは、絶対に負けるとわかっているゲームに参加するということなのだ。

中略

世間にいる怒らない人は、優しいんじゃなくて「他人に期待しない人」だ。期待してないから失望することもなければ怒りが発生することもない。

 

 

 

深い人間関係を築くのを、やめる

適度な距離を保つことで、お互いをずっと好きでいられる状態が保たれる

 

 

 

「がっかりした」「失望した」「自己チューだ」「わがままだ」という言葉は、「あなたが私の思い通りに動いてくれないことが気に食わない」の言い換えだからまったく気にする必要はない

 

 

 

あなたには他人の期待に応える義務などない

 



自分の考えや発言が変わるのは当たり前だ。人は常に成長している。発言が変わること恥ずべきことでもなんでもない。

 

 

 

「一貫性の原理」「認知的不協和」

人は過去の自分の考えや発言と現在の自分の行動が一貫していないと居心地の悪さを感じる。

中略

過去の自分の考えや発言にとらわれて新しい一歩が踏み出せず、それでストレスを抱えるほどアホらしいことはない。

 

 

 

私利私欲を追えばそれが勝手に社会のためになる

 

 

 

「挑戦しない=成長しない」

 

 

 

敗者は言い訳を探す 勝者はやり方を探す

 

 

 

「時間がない」は「やる気と覚悟がない」の言い換えだよ。自分を騙すな。結局、優先順位をつけてるのあなた自身なんだ。

中略

やりたいかやりたくないかだ。

中略

できるかできないかなんて考えてもわからないから気にするな。できることだけやってたら人生つまらんぞ。

 

 

 

偽りの自分を、捨てる

最低限の社会性だけ保っていれば、あとは他人なんて気にせずありのままの自分でいればいい

 



後悔とは過去にあなたをメチャメチャにした出来事に、再度あなたの未来までメチャメチャにする権限与える愚かな行為

 

 

 

人に大切にされないことに慣れるな、あなたは大切にされるべきだ

 

 

 

議論

1.すべての意見には一理ある

2.絶対的に正しい意見などない

3.立場が違えば正解もかわる 議論に限らず二元論は捨てろ。世の中は二元論で語れるほどシンプルじゃない

 

 

 

ハードルを下げれば、挑戦も増える。

挑戦が増えれば、学びが増える。

学びが増えれば、結果が出る。

 

 

 

元気がないときはひとりの世界へ、逃げる

 

 

 

「自分には価値がないのかな?」と思わせてくる奴がいたら敵だと認識しろ

 

 

 

そのときの自分の目標、価値観に応じて、自分にもっともあった考え方をその都度採用すればいいだけだ。

中略

思考は武器みたいなもん。時と場合に合わせてもっとも適したものを選んで使えばいい。

 

 

 

とてつもないスピードで目まぐるしく変化する社会において、安定という概念は消え去ってしまったのだ。ないものを求めたところで絶対に手に入らない。 中略

安定を求めるのはやめろ。不安定を受け入れろ。カオスを楽しむのだ。

 



人生は困難の連続であってしかるべきだ。困難を楽しめ。

 

 

 

自分の欠点を、受け入れる

中略

企業は自分たちの欠点を見つけ改善したいがために、コンサルタントや専門家に莫大な金を払う。欠点を明確にすることはそれほどに価値のあることってわけだ。

 

 

 

世の中には良い人と悪い人なんて存在しない。存在するのは利害関係が一致する人と、利害関係が相反する人だけだ。一致するばその人はあなたにとって良い人となる。相反すればその人はあなたにとって悪い人となる。

 

 

 

「基本的に精神症状は関係性や社会的文脈の中で生じます。したがって、極端な話、無人島で生まれ育った場合は精神症状などありません」精神科医の友人

 

 

 

価値観はお互いに認め合うものであって、否定し合うものではない

 

 

 

「あなたの意見に反対です」というのは「あなたの意見に反対です」という意味であって、それ以上でもそれ以下でもないことを認識しておこう。「あなたの意見に反対です」を「あなたのことが嫌いです」と取り違えてしまう人がどうも多いように感じる。

 

 

 

たった一度きりの人生、どう生きようがあなたの自由だ。他人に直接の迷惑をかけない限り、あなたはあなたの好きなように生きたらいい。

 

 

 

人生に迷ったときは、「理想の自分ならどうするか」を基準にしろ。

中略

大事なのはその決断の結果、他人にどう思われるかじゃなくて、自分で自分のことをどう思うかだ。

 



失敗はおわりで終わりではなく始まりだ。

中略

大事なのは何度失敗しても絶対に成功させてやるという意志であって、1回の挑戦で必ず成功させてやるという意志ではない。

 

 

 

好きなことをするためにする苦労を、貫く

 

 

 

自分との約束を破り続けていたら自分のことが信じられなくなって当然だよな。逆にルールを守ることで自信をつけることもできる。

中略

すべてのルールの崩壊は小さな妥協から始まる。「このくらいならいっか」「今日は疲れてるから」とルールを曲げたが最後、そのルールは確実に崩壊の道をたどる。

 

 

 

努力ってのはコツコツ継続して初めて効果を発揮する

 

 

 

成功という軸で見たら無駄な努力はあるが、成長という軸で見たら無駄な努力など存在しない

 

 

 

死ぬ気でやるな、殺す気でやれ。

中略

玉砕覚悟の奴なんて何も怖くない。相手を殺してでも自分が生き残ってやると覚悟を決めてかかってくる奴のほうがはるかに怖い・・・。

中略

人生は常に強気でいかねばならない。

 

 

 

ワクワクできるということは、ポジティブな未来を想像できているということだ。「なんかできる気がする」「イケる気がする」という気持ちがあるからワクワクするわけだ。

 

 

 

生きてりゃ問題は尽きない。すべてうまくいっている状態なんて人生においてそうそうない。つまり、生きるということは悩むということなのだ。

 



成功をつかみ取るための裏ワザとかショートカットなんてもんは存在しない。当たり前のことを当たり前にやる。

 

 

 

たった一度きりの人生なのだから行きたい道を行け

 

 

 

人は自分を幸せにしてくれるものにお金を払う

 

 

 

やりたいことのためにするやりたくないことから逃げていたら何もできない 成功したい。何かを成し遂げたいという意志があるなら、「努力する」という選択肢しかないんだよ。

 

 

 

どんな人にも「良い面」と「悪い面」がある。

中略

「他人はみな教師」という姿勢で人を付き合うと超スピードで成長できるぞ。

 

 

 

努力すれば不可能などない。努力は才能を凌駕する。・・・そう考えて生きたほうが自分の未来が夢と希望に満ち溢れて楽しくないか?

中略

努力ってのは、「持たざる者」に与えられた最後の武器だ。

 

 

 

自分の機嫌は自分で、決める

ちょっとしたことで1日が台無しになってしまう人は、1つの項目に精神を支配されてしまいがちだ。

中略

すべてがうまくいっている状態など人生においてなかなかないのだから、そんなことでは生きている間ずっとストレスを感じ続けることになる。

中略

1つの項目がうまくいかないというときはうまくいっている項目に注目し、自分の人生は順調であると認識することが大切だ。

 

 

 

いやいや、ためになりました。

 

 

Testosteroneさんの本はほとんで読んでいますが、これが1番いいですね~。

 

 

 

それでは・・・・。

 

メタ認知×客観視 ◆ 「鋼のメンタルを手に入れる」



著者は“いっちー”と名乗る精神科医

 

最近は軽いタッチの本を書く精神科の先生が増えているような・・・。

 

 

この手の本は読みやすくて良いです。しかも“学び”もありますし。

 

 

ほんでもっていつものように備忘録です。

 

 



人間の感情はつねに揺れており、幸福であり続けることはできない

 

 

 

ほとんどの人は、自分で考えるより他人からの評価が高いものです

 

 

 

人は相手から拒絶されて傷つくことを恐れ、あえて低い自己評価を作り上げて自分を守ろうとする

 

 

 

自分で考えているよりも相手は自分を好ましく思ってくれています

 

 

 

自信過剰

人間はその分野についての知識が少ないほど、まったく知識をもっていなかった自分と比較して、少しだけ知識を持った自分に対する自信が大きくなります。

 

 

 

人間は「楽」に偏っても、「苦」に偏ってもよくありません。この「両極端をやめてバランスを保つ」ことこそ、人間のメンタルを安定させる“極意”なのです。

 

 

 

よく「プリンは一口目が一番おいしい」と言われるように、人間は同じ刺激を味わい続けるだけでは幸福ではいられないのです

 

 



人は、自分の位置や目標がわからなくなると、先の見えない恐怖から疲弊し、強いストレスを感じます

 

 

 

心理的リアクタンス

人は本能的に、自分の行動は自分で決めたいという欲求があります。そのため、他人から何かを強制されたり、選択肢を奪われたりすると、たとえそれが自分にとってプラスの提案であったとしても、無意識のうちに反発してしまうという心理効果が働きます。

 

 

 

人間の行動原理は「利益」「恐怖」「愛情」の三つしかありません

 

 

 

人間も結局のところ、他の動物と同じように、自らに埋め込まれた利己的な遺伝子、DNAによって、自分の欲求を満たそうとする生き物に過ぎないのです

 

 

 

米ペンシルべニア州立大学の臨床心理学者ルーカス・ラフレニエール氏が行った研究によれば、不安が強い人が抱える心配事のうち、91.4%は実際に起こらなかったそうです。

中略

つまり人間が持つ不安のほとんどは、ただの杞憂に過ぎないのです。

 

 



目的を最初に明確化すると、何でも効率化できる

 

 

 

「目的」は最後の“ゴール”、「目標」はゴールへの道しるべ

 

 

 

目的を明確化すると“練習の質”が上がる

 

 

 

人生にも目的を持てると幸福になれる

 

 

 

「批判的に読むクセをつける」

人間は、能動的に得られる情報は“正しい”と考えてしまう傾向があります。つまり、読書するという能動的な行為によって得られた情報は、無条件にその内容を肯定したくなってしまうのです。

 

 

 

それでは・・・・。