おっ! なかなかためになる本
この本、世界17か国で出版されているのだとか。 読んでみて、その理由がわかりました。 至極まっとうで、わかりやすい“金言”が目白押し。 頭の中で使っている言葉の重要性を説くものの、最後は“行動”なのだと言い切るあたりは、切れ味抜群。 爽快感に近いも…
昨今流行りのファスティング(断食)がテーマの健康本です。 この手の本をたくさん書かれているイシハラクリニック院長の石原 結實先生監修で、著者は副院長の石原 新菜先生。 内容はと言いますと、1日三食は消化時間を考えると食べ過ぎだと。胃や腸に血液が…
「ヒトはどう進化してきたのか」ということを軸に、心身の不調を改善しようといういうのが本書の狙いです。 第1章 文明病 第2章 炎症と不安 第3章 腸 第4章 環境 第5章 ストレス 第6章 価値 第7章 死 第8章 遊び 進化論ベースなだけに、説得力が違います。 …
「Think clearly」の備忘録。先日の続きです。 ちなみに、著者のロルフ・ドベリさんは、「なぜ、間違えたのか?」という、これまた面白そうなタイトルの本も書いています。 残念ながら、上記の本は絶版なので、電子ブックかアマゾンのマーケットプレイスで買…
人間のクセというか、思考の罠というか、人間のプログラミングと現代社会の構造の乖離というか・・・、意識してないと間違えますよということを、具体的な事例で紹介した本。 も~めちゃくちゃためになりました。 備忘録もボリュームが増えすぎたので、2回に…
「一人の呼ぶには大きすぎ、二人と呼ぶには人口の辻褄が合わない」 これは、古舘伊知郎氏が、新日本プロレスの実況をしていた頃、アンドレ・ザ・ジャイアント を評した発したフレーズです。 ----------------------------------------------------------- タ…
普段よく耳にする“カタカナ語”。 なんとなく文脈で意味は分かった気でいるものの、自信をもって人に説明できない言葉ってありますよね? この本は、そんな悩みをサクッと解決。 “超約”とあるだけに、日本語一言でスバッと意訳。見開きページに詳しい説明と使…
日本では宗派に属さない僧侶・草薙龍瞬さんの本は、受験関係の1冊を除いてすべて目を通しています。 さすがに、飽きてきました(笑)。 ただ、そうは言っても、ためになる記述は多いので、いつものように備忘録。 反応を減らす方法が、ラベリングです。「こ…
ビジネス心理研究家の神岡真司さんの著作。 「にがてが消える心理学」とありますが、内容は幅広く人間心理の特性を扱っています。 名著「影響力の武器」の簡素化版って感じでしょうか。 とは言え、学ぶところも多かったのでいつものように備忘録です。 「落…
またまたスマナサーラ長老の本です。 タイトル通りブッダの教えがカレンダーのように、1日に1テーマで書いてあります。 簡潔でありながら、ハッとさせられる言葉のオンパレード。 テーラワーダ仏教に触れると、「大乗仏教ってどうなん?」という感じになりま…
タレント本と侮ることなかれ!ズシンとくるとくる言葉がてんこ盛りです。 本書の内容からすると、どうやら樹木さん、仏教に詳しいようで、仏教用語もところどころにありました。 古典から選び抜かれた名言には辟易だとお感じのかたへ。この本はいいお口直し…
いや~この本は素晴らしいですね。 長い間、思っていた謎が氷解しました。 「朝食はたくさん食べても大丈夫」とか「プロテインは太らない」とか「人工甘味料はカロリーが低いので太らない」とか「食事はできるだけ小分けにしたほうが太らない」とか「肉は血…
タイトルからすると経済とかお金を連想させますが、もちろん上座部仏教スマナサーラ長老の本ですので、そんな訳はありません。 一言でいうと“生き方の心構え”が主題ですかね~。 奇をてらった発言はなく、当たり前のことをきっちりと、そしてわかりやすく説…
アルボムッレ・スマナサーラ長老の本は、たくさん読んできましたが、これが一番グサッときたかもしれません。 ブッダの教えというより、仏教の考え方で、私たちの生活の悩みに答えてくれているといった内容です。 非常に実践的。 特に、仕事の意味ややりがい…
もはや説明不要だと思われますが、著者はテーラワーダ仏教の長老アルボムッレ・スマナサーラ さん。 原始脳に振り回されず、瞑想によって大脳を鍛え、理にかなった生き方を手に入れましょうって内容です。 私には、以前紹介した laozi.hatenablog.com のほう…
使える心理本を何冊も出しているメンタリストDaiGo君の著作。 今まで出した本の集大成って感じです。 彼の本を何冊か読んだことがあるかたには復習になるでしょうし、読んだことがないかたにも入り口としてピッタリかと。 この手の内容で、翻訳が出版されて…
前回紹介した laozi.hatenablog.com と同じ大嶋信頼さんの著作。 “自己肯定感”の低さに苦しんだという自らの経験も踏まえながら、今回も“嫉妬”や“万能感”という切り口で分析、解決法を提示してくれています。 分析はかなり鋭く、説得力があります。が、解決…
心理カウンセラー大嶋信頼さんの比較的新しい著作です。 最近の本の中で、大嶋さんが好んで取り上げている“嫉妬”という感情が、“やる気”にも影響を与えているのだという内容です。 “万能感”という切り口でも説明がなされています。これもなかなか面白い分析…
著者は臨済宗妙心寺派の“河野太通”老師。 「親子でする・・・」とありますが、何も子供に特化したやりかたが書かれているわけではありません。 家族で座禅を始められるぐらいわかりやすくってことのようです。 “腹式呼吸”のやり方から、呼吸の数を数えること…
著者は綿本彰さん。神戸大学卒業後、インドでヨガを学び、現在は日本ヨーガ瞑想協会の会長を務めているとか。 前半は瞑想のやりかた。後半は不安感の扱いかたと、自己肯定感の持ち方についての記述になっています。 非常にわかりやすい内容です。 特に後半は…
ご存知、“テーラワーダ仏教アルボムッレ・スマナサーラ長老”の2008年の著作。 「結局は自分のことを何もしらない」タイトルが興味をそそりますよね~。 「どう生きればいいのだろう?」から始まり、その前に「幸せって何?」「私って何?」と掘り下げていき…
4週間で人生を変えましょうという、ありがちな胡散臭いお題目。 ところが、著者自身が自ら経験したメソッドというのはあながちウソではなさそうで、なかなかためになる文言がてんこ盛りでした。 しかも表現がシンプル。 アマゾンのレビューでは、“実際の例”…
著者はロバート・ライト。アメリカ合衆国のジャーナリストで科学作家、進化心理学、歴史、宗教、ゲーム理論などを専門としている方です。 なかなか分量の多い本なので、詳しくは書籍を読んでいただきたいのですが、簡単にまとめると、私たちが認識している「…
著者は漢方薬の本で有名な日本薬科大学教授の丁宗鐵(てい むねてつ)さん。 この本は、“腸”が健康にとってどれだけ重要な位置を占めているかについて書かれています。 腸は筋肉と粘膜でできているそうな。なので、消化の簡単な糖質ばかり摂っていると、使わ…
著者は石井貴士氏。 元局アナで、心理カウンセラーの資格を持ち、本を出せばベストセラー多数っていう異色の経歴の持ち主。 写真がカッコつき過ぎなのか、ものごとを簡単に断言するからなのか・・・、理由はわかりませんがアマゾンでの評価はすこぶる悪いで…
仏教の本を読んだことがあるかたはには、もはや説明不要だと思いますが、著者はスリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老アルボムッレ・スマナサーラ氏。 この本は脳の仕組みについて書かれています。 その説明の中で、どうして人間は「神を必要とするのか…
一口に瞑想といっても、仏教やらヨガやら神道やら・・・。その中でも、数を数えるものから、マントラを唱えるものまで・・・。ま~いろいろあるようなのですが、その辺をまとめて紹介しましょうってのがこの本の趣旨です。 あなたの心と体をゆるめる瞑想メソ…
著者はエミー賞受賞のTVプロデューサー“ポーラ・リッツ”という人。 表紙には「理想の自分を手に入れる『書き出す』習慣」とあります。 マドンナや、ジョン・レノン、ダ・ヴィンチやエジソンまでリストを作っていたそうな。 リストマニアになろう! 理想の自…
いろんなジャンルの人たちの「マインドフルネス」についての考えを集めた1冊。 わかりやいものから、まったく理解できないものまで幅が広いです。 そんな中で、またまたメンタリストDaiGo君の話が秀逸。わかりやすい。 何度か彼の本を紹介したときにも、書き…
格闘技に興味のある方には、もはや説明不要の人物“ヒクソン・グレイシー”。 2000年代の日本における総合格闘技ブームはこの人から始まったといっても過言ではありません。こんな戦いかたがあるのかと、度肝を抜かれたものです。 そんな彼が、「強さの秘密は…